Exchange Serverで電話で再生する

適用対象: Exchange Server 2013、Exchange Server 2016

ボイス メール メッセージが届いた後、ユーザーは、コンピューターのスピーカーまたはヘッドホンを介してボイス メール メッセージを聞くか、電話で再生機能を使用するかを選択できます。 電話での再生機能は Microsoft Outlook とOutlook Web Appに含まれており、[電話で再生] の設定は、[ボイス メール オプション] の [電話で再生] セクションで利用できます。 このトピックでは、ユニファイド メッセージング (UM) が有効なユーザーが Play on Phone 機能を使用する方法について説明します。

電話での再生について

電話での再生機能を使用すると、UM が有効なユーザーは電話で音声メッセージを再生できます。 UM が有効なユーザーがオフィスのキュービクルに座っている場合、パブリック コンピューターまたはマルチメディアが有効になっていないコンピューターを使用している場合、または機密性の高い音声メッセージをリッスンしている場合、ユーザーは自分のコンピューター のスピーカーを介して音声メッセージを聞きたくない (または聞く) ことができない可能性があります。 または、自宅、オフィス、携帯電話など、任意の電話を使用してボイス メール メッセージを再生することもできます。 [電話で再生] の設定を確認するには、Outlook で [ ファイル>情報>の管理] ボイス メールに移動します。 [ボイス メールの管理] ボタンをクリックすると、自動的にサインインしてOutlook Web App。 または、Web ブラウザーを使用してOutlook Web Appにサインインできます。 Outlook Web Appで、[ボイス メール]> ページの [オプション] [電話>でのボイス メール>の再生] セクションに移動します。

ユーザーがボイス メール フォームの [電話で再生] ツール バー オプションをクリックすると、[ 電話で再生 ] ダイアログ ボックスが表示されます。 [ 電話で再生 ] ボックスには、音声メッセージの再生、通話の開始と終了、通話を監視するためのステータス メッセージに使用する電話番号を選択または入力するためのコントロールが用意されています。 ユーザーが SIP URI ダイヤル プランにリンクされている場合は、[ ダイヤル ] ボックスに SIP アドレスが表示されます。 E.164 ダイヤル プランにリンクされている場合は、[ ダイヤル ] ボックスに完全な E.164 番号が表示されます。

注:

一度に再生できる音声メッセージは 1 つだけです。 以前の通話がまだ進行中の間にユーザーが 2 回目の Play on Phone 通話を開始しようとすると、エラー メッセージが表示されます。

最近使用した電話番号の一覧

ユーザーは、[ ダイヤル ] ボックスに最近使用した電話番号の一覧を表示できます。 [ Play on phone]\(電話で再生 \) セクションで指定された電話番号は常に上位エントリとして表示され、ユーザーに対してプライマリ番号として自動的に選択されます。 ユーザーは、ドロップダウン メニューを使用して、プライマリ番号として構成されている電話番号ではなく、ダイヤルする他の電話番号を選択できます。

注:

Play on Phone 機能を使用しているユーザーが、外部回線アクセス コード (9-425-555-1234 ではなく 425-555-1234 など) を使用せずに外部電話番号にダイヤルできるようにするには、次の行を含む UM ダイヤル プランに対して、group1、9xxxxxxxxxx、91xxxxxxxxxx などの国内/地域のダイヤルルールを構成します。 国/地域内のダイヤルルールを構成したら、この一覧を UM メールボックス ポリシーに追加します。

[電話での再生] ボタン

[電話で再生] ダイアログ ボックスを使用すると、ダイヤルとハングアップのオプションがユーザーに表示されます。 [ 電話で再生 ] ダイアログ ボックスを最初に開くと、[ ダイヤル ] ボタンが有効になり、[ ハングアップ ] ボタンが無効になります。 通話が発信されると、通話が終了するまで [ダイヤル ] ボタンが無効になります。 通話を終了するには、[ ハングアップ ] ボタンをクリックするか、電話を物理的に切断します。 [じる] ボタンを使用して [電話で再生] ダイアログ ボックスを閉じると、通話が進行中の場合は通話が終了します。 [ 電話で再生] オプションやその他のオプションは、Outlook の 閲覧ウィンドウ プレビューでも使用できます。 ボイス メール メッセージを別のウィンドウで開くと、ツール バーの [ 電話で再生 ] ボタンが表示されます。

件名、送信日時、および状態のセクション

[ 電話で再生 ] ダイアログ ボックスの下部には、音声メッセージの件名、送信日時、通話の現在の状態を表示するメッセージが表示されます。 [電話で再生] 操作に固有のエラーは、[ 電話で再生 ] ダイアログ ボックスのこのセクションでユーザーに表示されます。

電話番号の検証

[電話で再生] は、[電話で再生] ダイアログ ボックスへの入力に して単純な検証のみを実行します。 電話で再生しても電話番号は検証されません。 電話番号が無効な場合、ユニファイド メッセージングは意味のあるエラー コードをユーザーに返します。