Windows Holographic for Business 機能のロック解除

Microsoft HoloLens には、Windows Holographic (HoloLens 向けに設計された Windows 10 のエディション) を実行する Development Edition と、ビジネス向けに設計された追加の機能を備える Commercial Suite が用意されています。

Commercial Suite を購入すると、Windows Holographic を Windows Holographic for Business にアップグレードするライセンスを受け取ります。 このライセンスは、組織のモバイル デバイス管理 (MDM) プロバイダーまたはプロビジョニング パッケージを通じてデバイスに適用できます。

ヒント

HoloLens が Business Edition にアップグレードされていることは、[設定] > [ネットワークとインターネット] で確認できます。 VPN オプションは、Windows Holographic for Business でのみ利用できます。

MDM を使ったエディションのアップグレード

エンタープライズ ライセンスは、WindowsLicensing 構成サービス プロバイダー (CSP) をサポートする任意の MDM プロバイダーを使って適用できます。 最新バージョンの Microsoft MDM API では、WindowsLicensing CSP がサポートされる予定です。

概要

  1. エディション アップグレード ポリシーをセットアップします。
  2. ポリシーを展開します。
  3. 設定アプリからデバイスを登録します。

このトピックで説明する手順では、例として Microsoft Intune を使います。 他の MDM プロバイダーでは、ポリシーをセットアップして展開する具体的な手順が異なる場合があります。

エディション アップグレード ポリシーのセットアップ

  1. Intune 管理者アカウントを使って Intune ダッシュ ボードにサインインします。

  2. [ポリシー] ワークスペースで、[構成ポリシー] を選んで [追加] を選びます。

    [追加] をクリック

  3. [新しいポリシーの作成] で、[エディションのアップグレード ポリシー (Windows 10 Holographic 以降)] テンプレートを選び、[ポリシーの作成] をクリックします。

    テンプレートを選択

  4. ポリシーの名前を入力します。

  5. [エディションのアップグレード] セクションの [ライセンス ファイル] で、Commercial Suite の購入時に提供された XML ライセンス ファイルを選びます。

    XML ファイルの名前を入力

  6. [ポリシーの保存] をクリックします。

エディション アップグレード ポリシーの展開

次に、エディション アップグレード ポリシーを選択したグループに割り当てます。

  1. [ポリシー] ワークスペースで、作成したエディション アップグレード ポリシーを選んで [展開の管理] を選びます。

  2. [展開の管理] ダイアログ ボックスで、ポリシーを展開するグループを 1 つまたは複数選択し、[追加] > [OK] を選びます。

これらのユーザーがデバイスを MDM に登録すると、エディション アップグレード ポリシーが適用されます。

グループについて詳しくは、「Microsoft Intune でユーザーとデバイスの管理にグループを使用する」をご覧ください。

プロビジョニング パッケージを使ったエディション アップグレード

プロビジョニング パッケージは、Windows 構成デザイナー ツールにより作成された、指定された構成をデバイスに適用するファイルです。

Windows Holographic エディションをアップグレードするプロビジョニング パッケージの作成

  1. HoloLens 用プロビジョニング パッケージを作成します。

  2. [実行時設定] > [EditionUpgrade][EditionUpgradeWithLicense] の順に移動します。

    選んだライセンス設定でエディションをアップグレード

  3. Commercial Suite の購入時に提供された XML ライセンス ファイルを参照して選びます。

  4. [ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックします。

  5. プロジェクト ファイルに機密情報が含まれている可能性があることを示す警告を確認し、[OK] をクリックします。

    重要

    プロビジョニング パッケージを作成する場合、プロジェクト ファイルとプロビジョニング パッケージ (.ppkg) ファイルに機密情報を含めることができます。 .ppkg ファイルは暗号化するかどうかを選べますが、プロジェクト ファイルは暗号化されません。 プロジェクト ファイルは、安全な場所に保存し、不要になったときに削除する必要があります。

  6. [エクスポート] メニューの [プロビジョニング パッケージ]をクリックします。

  7. [所有者][IT 管理者] に変更して、このプロビジョニング パッケージの優先順位を他のソースからこのデバイスに適用されるプロビジョニング パッケージよりも高くします。次に、[次へ] を選択します。

  8. [パッケージのバージョン]の値を設定します。

    ヒント

    既存のパッケージに変更を加えてバージョン番号を変更することで、以前に適用されたパッケージを更新することができます。

  9. [プロビジョニング パッケージのセキュリティ情報の選択] で、[次へ] をクリックします。

  10. [次へ] をクリックし、ビルドしたプロビジョニング パッケージの出力先を指定します。 既定では、Windows ICD はプロジェクト フォルダーを出力先として使います。

    必要に応じて、[参照] をクリックして既定の出力先を変更できます。

  11. [次へ]をクリックします。

  12. パッケージのビルドを開始するには、[ビルド] をクリックします。 ビルド ページにプロジェクト情報が表示され、進行状況バーでビルドの状態が示されます。

  13. ビルドが完了したら、[完了] をクリックします。

HoloLens へのプロビジョニング パッケージの適用

  1. USB 経由でデバイスを PC に接続してデバイスを起動しますが、初期セットアップ エクスペリエンスの調整ページ (青のボックスが表示された最初のページ) より先には進まないでください。

  2. [音量を下げる] ボタンと電源ボタンを同時に短く押して離します。

  3. HoloLens が PC のエクスプローラーにデバイスとして表示されます。

  4. エクスプローラーで、プロビジョニング パッケージ (.ppkg) をデバイス ストレージに ドラッグ アンド ドロップします。

  5. 調整ページが表示されている間に、もう一度 [音量を下げる] ボタンと電源ボタンを同時に短く押して離します。

  6. パッケージを信頼して適用するかどうかを確認するメッセージがデバイスに表示されます。 パッケージが信頼できることを確認します。

  7. パッケージが正常に適用されたかどうかが表示されます。 失敗した場合、パッケージを修正してもう一度試します。 成功した場合はデバイスのセットアップを続けます。

注意

2016 年 8 月より前に購入したデバイスの場合、プロビジョニング パッケージを適用するには、Microsoft アカウントを使ってデバイスにサインインして最新の OS 更新プログラムを入手し、OS をリセットする必要があります。