Azure Container Registry の概要
Azure Container Registry は、オープンソースの Docker Registry 2.0 に基づくマネージド Docker レジストリ サービスです。 Container Registry は Azure でプライベートにホストされており、コンテナー デプロイ用にイメージをビルド、格納、管理できます。
Docker CLI または Azure CLI を使用して、Azure Container Registry でコンテナー イメージをプッシュおよびプルできます。 Azure portal の統合を使用して、コンテナー レジストリ内のコンテナー イメージを視覚的に検査できます。 分散環境では、コンテナー レジストリの geo レプリケーション機能を使用して、ローカライズされた配布用に複数の Azure データ センターにコンテナー イメージを配布できます。
Azure Container Registry タスクを使用して、Azure にコンテナー イメージを格納およびビルドできます。 タスクでは、ローカルの Docker ツールを使用せずに、標準の Dockerfile を使用してコンテナー イメージが作成され、Azure Container Registry に格納されます。 Azure Container Registry タスクでは、DevOps のプロセスとツールを使用して、必要に応じてコンテナー イメージを作成したり、コンテナー イメージの作成を完全に自動化したりできます。
学習の目的
このモジュールを完了すると、次のことができるようになります。
- Azure コンテナー レジストリをデプロイする。
- Azure Container Registry タスクを使用して、コンテナー イメージをビルドして Azure コンテナー インスタンスにデプロイする。
- コンテナー イメージを複数の Azure リージョンにレプリケートする。
前提条件
- 有効な Azure サブスクリプション。
- Azure CLI を使用できること。
重要
このモジュールのすべての演習では、必要なすべてのツールが既にインストールされている Azure Cloud Shell を使用します。 ご自身のターミナルでこの例を実行する場合は、最初に Azure CLI をインストールしておく必要があります。