はじめに

完了

グローバルな製薬会社で、ネットワーク構築担当者として働いているとします。この会社では、遺伝子の配列を決定して、独自の商業上部外秘である薬品の化学式を作成しています。 これらの化学式は、世界各地の製造工場で使用されます。 会社は Microsoft Azure を実装して、会社の遺伝子配列機能の一部をクラウドベースの仮想マシンに移動したいと考えています。 遺伝子配列の結果は、世界各地の複数のリージョンで使用できるようにする必要があります。 現在、データ処理はオンプレミスのデータ センターで行われています。各リージョンのデータ センターを接続するために、仮想プライベート ネットワーク (VPN) を使用しています。

あなたに与えられたタスクは、Microsoft Azure によるネットワークの実装方法を評価することと、それがデータの転送に対して適切なセキュリティを提供するかどうかを明らかにすることです。 セキュリティで保護されたデータ転送は、オンプレミスのデータ センターと Microsoft Azure 間、および Microsoft Azure リージョン間に必要です。 Azure Virtual Network、Azure VPN Gateway、Azure ExpressRoute テクノロジを使用します。

学習の目的

このモジュールを完了すると、次のことができるようになります。

  • Azure Virtual Network の作成
  • Azure VPN Gateway の作成
  • Azure ExpressRoute の機能とメリットの識別

前提条件

  • Azure 仮想マシンの作成経験
  • オンプレミス ネットワークの十分な理解
  • Azure PowerShell、Azure CLI、およびリモート デスクトップの経験

モジュールを完了するために、このモジュールでの対話型の演習は必須ではありません。 この演習を完了するには、次のものが必要です。

  • Azure サブスクリプション
  • Azure PowerShell がインストールされている Windows 10 を実行しているローカル コンピューター

重要

このモジュールの演習には、完全な Azure サブスクリプションが必要です。 この演習は省略可能であり、このモジュールを完了する必要はありません。 このモジュールの対話型の演習に参加すると、演習を完了するために使用する Azure サブスクリプションに対して料金が発生することになります。 作成したリソースをできるだけ早くクリーンアップすることで、発生する料金を最小限に抑えることができます。 クリーンアップの説明は、最後のユニットに含まれています。