まとめ

完了

バス停にデジタル サイネージ装置を設定するシナリオを考えてみましょう。 目的は、旅行者が指定された言語で看板に話しかけたときに、英語のテキストを翻訳して表示することです。 これにより、健康と安全のサービスに関する情報が旅行者にリアルタイムで知らされます。

このシナリオでは、Azure Functions を使用することで、IoT デバイス (デジタル サイネージ装置) を使用するソリューションを実装するコードをデプロイできます。 クラウドに作成してデプロイした Azure 関数アプリでは、Cognitive Service が使用されます。 関数に対して Cognitive Service を接続して構成するには、API キーを生成する Cognitive Service アカウントをクラウドに作成します。 これにより、関数内で Cognitive Service にアクセスするためにこれを使用できます。 IoT デバイスに話しかけると、関数により、コードの実行がサーバーレス環境で開始されます。 関数コードでは、IoT デバイスのマイクからの音声が認識され、Cognitive Service API の使用によりソース言語からターゲット言語に翻訳されます。

Azure 関数を使用しない場合は、このアプリを最初から作成する必要があります。 他のサービスへのアクセスをハードコーディングする必要があります。 Azure Functions は、数分で簡単に構成および設定できます。 クラウド インフラストラクチャでは、すべての最新のサーバーが提供されます。 関数コードの準備が整うと、クラウド サーバーにより関数アプリがホストされます。 クラウド サービス プロバイダーにより、コードを実行するために必要なインフラストラクチャのプロビジョニング、スケーリング、および管理が自動的に行われます。 そのため、アプリケーション インフラストラクチャを設定したり、事前にリソースを割り当てたりする必要はありません。 お使いのアプリケーションは迅速に拡張できます。 また、関数はステートレスで、存続期間が短いです。 これらは、イベントによりトリガーされます。 この関数は、必要な場合にのみ実行します。

クリーンアップ

独自のサブスクリプションを使用している場合は、プロジェクトの最後に、作成したリソースがまだ必要かどうかを確認してください。 リソースを実行したままにすると、お金がかかる場合があります。 リソースを個別に削除するか、リソース グループを削除してリソースのセット全体を削除することができます。