導入

完了

既存のプロセスのキャンバス アプリへの変換モジュールでは、新しいデータ モデルを含む Microsoft Excel の経費精算書をキャンバス アプリのソリューションに転送する方法について説明します。 念のため、次のスクリーン ショットは、そのモジュールから生成されるデータ モデルを示しています。

ユーザー、経費精算書、および経費精算書の詳細の関係を示すデータ モデルのスクリーンショット。

行上の表記は、一対一のリレーションシップ (1:1)、一対多のリレーションシップ (1:N)、および多対多 (M:N) のリレーションシップを持つテーブル間のリレーションシップの種類を表します。 情報を複数のテーブルに分割すると、より動的で柔軟なデータ モデルを実現できます。 さらに、キャンバス アプリのソリューションのデータ ソースとして Microsoft Dataverse が選ばれているのは、多くの利点の中でも Dataverse がこのシナリオにとって 2 つの重要な利点をもたらすからです。 1 つ目の利点は、データ モデル内のリレーションシップを Dataverse 内で定義し、利用できることです。 そのため、リレーションシップが確実に維持されます。 2 つ目の利点は、Common Data Model です。これは、定義済みの一連のテーブルであり、場合によっては Dataverse に入力され、企業で必要とされる最も一般的なテーブルを表す場合があります。 通常、ビジネス ソリューションでは Common Data Model の定義済みテーブルがいくつか必要になります。 このモジュールでは、それらのテーブルをすべて確認するわけではありませんが、ユーザー テーブルについては次のユニットで説明します。