Spring Boot アプリケーションをビルドする

完了

このユニットでは、Spring アプリケーションを作成し、MySQL データベースに接続して、すべてをローカルで実行する方法について説明します。

Azure App Service の概要

Azure App Service を使用すると、会社の Web サイト、Web アプリケーション、REST API、およびその他のアプリケーション コードを Azure でホストできます。 Azure App Service で Web アプリケーションを実行すると、Azure で実行する場合のすべての利点が得られます。つまりアプリケーションは、利用可能で、スケーリングされ、組み込みのセキュリティとコンプライアンスを備えています。

あなたは、Azure App Service でロジックをホストし、Azure MySQL Database でそのデータベースをホストする Spring Boot アプリケーションを作成したいと考えています。

Spring アプリを開発する

Spring は、あなたのアプリケーションをホストし、管理するための優れたフレームワークです。 特定の Spring コンポーネントを記述するだけであり、基になるサーバー ランタイムを管理する必要はありません。

あなたは Spring Boot を使用することを決めました。 このフレームワークはセルフホスト型であり、アプリケーションを実行するためのサポート サービスを提供します。

Spring のインジェクションの注釈は、依存関係のインジェクションを使用してコンポーネントを処理するものです。 Azure Spring Starter インジェクション ライブラリを使用して、Azure サービスへの接続を構成し、設定することができます。

Azure CLI と Maven を使用してリソースを作成する

Azure CLI を使用して、Azure リソースの作成と管理を行うことができます。 これは、Linux、macOS、Windows で動作します。 CLI を使用すると、管理者や開発者は、Web ブラウザーではなく、ターミナルまたはコマンド ライン プロンプト (またはスクリプト) を使用してコマンドを実行できるようになります。

たとえば、サブスクリプションの詳細を取得するには、次のコマンドを使用できます。

az account show

このモジュールでは、Azure CLI を使用して、Azure App Service と Azure Database for MySQL インスタンスを起動します。 Azure CLI には、ターミナルまたは Visual Studio Code からアクセスします。 または、Azure Cloud Shell からそれにアクセスできます。 このブラウザーベースのシェル エクスペリエンスは、クラウドでホストされています。 Cloud Shell では、Azure CLI は Azure サブスクリプションで使用するように構成されています。

プロジェクトの構築と依存関係の取り込みには、Maven パッケージ マネージャーを使用します。 Maven には、プロジェクトを構成し、それを Azure WebApps プラグインを使用して Azure App Service にデプロイするために必要なツールも用意されています。

Azure Database for MySQL

MySQL をターゲットとする新しいアプリケーションをビルドする場合でも、レガシ アプリケーションを移行する場合でも、Azure Database for MySQL によって、最新のアプリケーションに必要なエンタープライズ対応ソリューションが提供されます。 詳細については、「Azure Database for MySQL」を参照してください。