事前構築済みモジュールを IoT Edge デバイスにデプロイする

完了

事前構築済みモジュールをエッジ デバイスにデプロイするには、次の 2 つの手順が必要です。

  • Azure Marketplace から IoT Edge モジュールを選ぶ
  • モジュールを受け取る IoT Edge デバイスを選択する

このシナリオでは、温度データをシミュレートするモジュールを使用します。

  • Azure portal で Marketplace を開く
  • Simulated Temperature Sensor モジュールを検索する
  • このモジュールを受け取る IoT Edge デバイスを選ぶ。

3 つの手順で構成されたウィザードを使用して、モジュールをデプロイするステージを定義できます。

  1. モジュールを追加する: Simulated Temperature Sensor モジュールを選択します。
  2. ルートを指定する: ルーティングにより、モジュールと IoT Hub 間でメッセージを渡す方法が指定されます。 ここでは、すべてのモジュールから IoT Hub に送信されるすべてのメッセージを選択します。
  3. デプロイを確認する: これにより、IoT Edge デバイスにデプロイされるすべてのモジュールを定義した配置マニフェスト JSON ファイルをプレビューできます。

配置マニフェストとは

配置マニフェストは、デプロイするモジュール、モジュール間でのデータ フロー、モジュール ツインの目的のプロパティを記述した JSON ドキュメントです。 配置マニフェストを使用して、インストールするモジュールとそれらを連携させるための構成方法をデバイスに伝えます。 すべての IoT Edge デバイスを配置マニフェストで構成する必要があります。

Note

IoT Edge デバイスに新しいデプロイを送信しても、デバイスには何もプッシュされません。 代わりに、デバイスから IoT Hub に対して、新しい指示のクエリが定期的に実行されます。 更新された配置マニフェストがデバイスによって検出されると、検出された情報が使用されてクラウドからモジュール イメージがプルされ、ローカルでのモジュールの実行が開始されます。

生成されたデータを表示する

"Simulated Temperature Sensor" モジュールによって、テストに使用できるサンプル データが作成されます。 また、このモジュールによって、環境データ (つまり、コンピューターと、コンピューターの周囲の環境に関するデータ) も生成されます。 たとえば、このセンサーは、サーバー ルーム、工場のフロア、または風力タービン内にある可能性があります。 メッセージには、周囲の温度と湿度、機械の温度と圧力、タイムスタンプが含まれます。

リソースのクリーンアップ

変更を回避するには、作成したデバイス、リソース グループなどの Azure リソースを必要に応じて削除します。 削除したリソースが再び必要とされないことを確保します。