クラウドの実装 - 展開および運用
このユニットでは、財務と運用アプリのクラウド実装の展開ステップおよび運用ステップの手順について概説します。
展開
運用環境を展開する
運用環境は、Lifecycle Services を使用して、プロビジョニング チェックリストを完了することによりを展開できます。 Lifecycle Services 資産ライブラリ内のソフトウェア展開可能パッケージとデータ パッケージの中からリリース候補を決め、すべての前提条件が満たされたら、プロビジョニング チェックリストの作成を開始できます。
運用展開情報を入力する際、そのプロジェクトを所有している組織の代表者によるサインオフが必要です。 このユーザーは、プロビジョニング時に、財務と運用アプリ管理者として追加されます。 Microsoft のサイト信頼性チームも、入力内容をレビューして要件をサインオフします。これにより、展開プロセスが開始します。
モックの切り替えを実行する
環境、データ、およびコード パッケージが適切な状態になっていることを確認するため、モックの切り替えを実行する必要があります。 モック切り替えプロセスは、サンドボックス環境における基本データ アップグレード検証に似ています。
システムの正常性の監視
Lifecycle Services のモニタリングおよび診断ダッシュボードを使用することにより、システムの正常性をいつでも監視できます。 環境内で問題が見つかった場合は、修正できます。
Go-live 正常性検査を実行する
プロジェクト チーム全体が Go-live 正常性検査に参加し、システムのすべての要素が機能面および技術面で想定どおりに動作していることを確認します。
運用
Microsoft から更新プログラムを取得する
ライフサイクルの任意の時点で、環境ページで任意の環境に関連する修正プログラムをダウンロードできます。
サポート チケット
Lifecycle Services のサポート サービスを使用して、Microsoft のサポート チケットを発行することができます。
Microsoft サイト信頼性作業指示書
Microsoft サイト信頼性チームの作業指示書については、Microsoft サポートにお問い合わせください。