プロジェクト フェーズ

完了

以降のセクションでは、実装の流れについて大まかな概要を説明します。 この方法論に必ずしも従う必要はありませんが、どの方法論を使用する場合でも必要になるプロジェクトの重要なフェーズについて説明したいと思います。 方法論については、プロジェクトに適したものをそれぞれに判断し、採用してください。

すべての Dynamics 365 実装プロジェクトには、次の 4 つの実装フェーズがあります。

  • 開始 – Lifecycle Service オンボード ツールの完了による、新しい Lifecycle services プロジェクトを通じた財務と運用実装プロジェクトのオンボードを指します。 このツールはプロジェクトを開始するための貴重な情報や重要なガイダンスを提供し、プロジェクト スコープを定義します。また、初期の Lifecycle Services 構成の設定にも役立ちます。 Lifecycle Services 実装プロジェクト ワークスペース を参照してください。
  • 実装 – このフェーズで、ソリューションをデザイン、ビルド、およびテストします。
  • 準備: ライブへの移行に向けた準備を行います。 Go-live チェックリストを提出し、FastTrack ソリューション アーキテクトから、Go-live への準備に対する評価を受けます。
  • 運用: ソリューションが本稼働し、プロジェクト チームは運用環境のメンテナンスやサービス、または次のロールアウトがある場合はそれに注力します。

実装プロジェクトのフェーズを示す図。

また、Lifecycle Services ポータルの Lifecycle Services の方法には、分析、設計、開発、テスト、ロールアウトなどのフェーズがあります。 この方法論は、フェーズを追加または削除して変更することができます。
これらのフェーズは、プロジェクト期間中にすべての活動を追跡するのに役立ちます。 このユニットで解説する実装ライフサイクル ステージとは、Lifecycle Services 方法論やその他の方法論におけるフェーズによって、プロジェクトの流れを大まかに表現したものです。 たとえば、運用フェーズには必ずロールアウトが含まれます。

FastTrack は、プロジェクトの各段階に適したワークショップをスケジュールするために、この方法論に基づき作成されたプログラムです。