サーバー マネージャーを使ってログを確認する
サーバー マネージャーには、監視している複数のリモート サーバーのイベント ログを格納してアクセスすることができる一元的な場所が用意されています。 サーバー マネージャーには監視とトラブルシューティング ソリューションの機能があり、管理者は 1 つのコンソールでさまざまなサーバーとアプリケーションの特定のイベントに関する情報を確認できます。 これは、リモートの場所から特定のサーバーに接続してイベント ログを確認する場合に比べて効率的です。
サーバー マネージャーを使ってログを確認する方法
サーバー マネージャーのイベント ログは、すべてのサーバー、特定のサーバー、または Active Directory Domain Services (AD DS)、ドメイン ネーム システム (DNS)、リモート アクセスなどのサーバーの役割ごとに確認できます。 サーバー マネージャーのナビゲーション ペインから、さまざまなイベント ログ ビューを選択できます。
- ローカル サーバー。 このビューには、サーバー マネージャーが動作しているローカル サーバー上のイベント ログが表示されます。 既定では、アプリケーション、セキュリティ、システムの各イベント ログが表示されます。 たとえば、次のスクリーンショットは、サーバー マネージャーのローカル サーバーの [イベント] ノードを示しています。 Microsoft-Windows-Time-Service に関連する警告イベントが選ばれています。
すべてのサーバー。 このビューには、サーバー マネージャーが監視しているすべてのサーバーのイベント ログが表示されます。
AD DS、DNS、リモート アクセス。 このビューには、サーバー マネージャーの監視対象であり、AD DS、DNS、リモート アクセスの役割などの特定のサーバーの役割がインストールされているすべてのサーバーのイベント ログが表示されます。 これらのログには、AD DS、DNS、またはリモート アクセスのサーバーの役割によって生成された特定の情報が表示されます。 たとえば、次のスクリーンショットは、AD DS に関連するイベント (特に DFSR に関連するエラー) を示しています。
- サーバー マネージャー ダッシュボードの役割とサーバー グループ タイル。 特定のサーバーの役割に関するイベントを表示するには、サーバー マネージャー ダッシュボードの AD DS タイル、DNS タイル、リモート アクセス タイルなどの特定のサーバー グループ タイルでイベント リンクを選ぶこともできます。
次の方法で、イベント ログ ビューをさらにカスタマイズすることができます。
表示する必要のある特定の種類のイベントに対するクエリを作成します。 このようなクエリを保存しておくと、後でクエリ条件に定義したイベントを検索するときに使用できます。
表示する必要のあるイベント データを構成します。 重大、エラー、警告、情報など、表示するイベントの種類を選ぶことができます。 さらに、アプリケーション、ディレクトリ サービス、DNS サーバー、セキュリティ、システム、セットアップなどのイベントが表示されるイベント ログ ファイルを選択できます。