Azure Data Factory のアラートを設定する

完了

Azure Data Factory では、監視サービスによって出力されたメトリックに基づいてアラートを生成できます。 アラートを使用すると、失敗したパイプライン、大規模なファクトリのサイズ、統合ランタイム CPU 使用率 (しかし、これらに限定されない) など、さまざまなシナリオで警告を受け取ることができます。

監視エクスペリエンスのアラートは、パイプラインの失敗などの大まかなメトリックに基づいています。 パイプライン内で発生する可能性がある特定の条件に応じた、あるいはデータ品質に基づくカスタム アラートの場合は、パイプライン アクティビティを使用してこれらを構成することをお勧めします。

作業を開始するには、[監視] タブに移動し、[アラートとメトリック] を選択します。

アラートを作成する

  1. [新しいアラート ルール] を選択して新しいアラートを作成します。

    New Alert Rule button

  2. ルール名を指定し、アラートの重大度を選択します。

    Boxes for rule name and severity

  3. アラートの条件を選択します。

    Box for target criteria

    Screenshot that shows where you select one metric to set up the alert condition.

    List of criteria

    アラートはさまざまなメトリックに対して作成できます。これには、Azure Data Factory エンティティの数またはサイズ、アクティビティ、パイプライン、またはトリガーの実行、Integration Runtime (IR) CPU 使用率、メモリ、ノード数、またはキューに加えて、SSIS パッケージ実行および SSIS IR の開始または停止操作などのメトリックが含まれます。

  4. アラート ロジックを構成します。 すべてのパイプラインと対応するアクティビティについて、選択したメトリックのアラートを作成できます。 また、特定のアクティビティの種類、アクティビティ名、パイプライン名、またはエラーの種類を選択することもできます。

    Options for configuring alert logic

  5. アラートに対して、メール、SMS、プッシュ、および音声での通知を構成します。 アラート通知用にアクション グループを作成するか、既存のものを選択します。

    Options for configuring notifications

    Options for adding a notification

  6. アラート ルールを作成します。

    Options for creating an alert rule

アラートを作成すると、メトリック条件が満たされた場合に通知を受け取ります。

データ ファクトリを Log Analytics と統合した場合は、Azure Monitor を使用してアラートを送信することもできます。