カスタム フォームの導入
ユーザーが入力を行ったり、画面に情報を表示することは、ほとんどのアテンド型デスクトップ フローで必要であるため、ユーザーとの対話部分は非常に重要です。
デスクトップ フローでさまざまなメッセージ ボックス アクションを使用すると、ユーザーにデータの入力を促したり、情報を表示したりできます。
メッセージ ボックス アクションは、処理に使用するデータ量が少ない場合には適していますが、複数のデータ入力が必要となる場合にそれを処理することができません。
そのような処理を自動化する際に最適なのが、カスタム フォームを表示アクションです。 このアクションを使用すると、1 つのダイアログで複数のデータ入力を要求するカスタム フォームを作成できます。
このモジュールでは、カスタム フォーム デザイナーの主な機能と、ユーザーが入力したデータの処理方法について説明します。
このモジュールを終了すると、カスタム フォームを自分でデザインし、デスクトップ フローで使用するデータの入力をユーザーに要求できるようになります。
学習目標
このモジュールの内容は次のとおりです。
- カスタム フォームを最初からデザインする
- フォームに入力されたデータにアクセスし、デスクトップ フローの他のアクションで使用する
- カスタム フォームの表示をカスタマイズする
前提条件
- デスクトップ用 Power Automate コンソールおよびフロー デザイナーについての基本的な知識。
- フロー開発と変数についての基本的な知識。