SQL Profiler を使って SQL トレースを作成する

完了

開発者がパフォーマンスのテストとパフォーマンス問題の診断に使用できるもう 1 つのツールは SQL Profiler です。 Profiler には、SQL Server Management Studio からアクセスします。 ここでは、汎用 SQL トレース コレクター タイプを使用するコレクションの作成に使用できるトレース定義をエクスポートするための、SQL Server Profiler のサーバー側トレース機能について説明します。

メモ

このツールは、第 1 層 Dynamics 365 インスタンスでのみ使用できます。

SQL Profiler を使用したくなる理由は数多くあります。 たとえば、財務と運用アプリの長時間実行クエリだけでなく、SQL Server システム上の長時間実行クエリすべてを確認することが必要な場合があります。

SQL Profiler にアクセスして使用するには、次の手順を実行します。

  1. SQL Server Management Studio のツールメニューから SQL Server Profiler を開きます。

  2. データベースに接続します。

  3. トレース プロパティウィンドウでトレースに名前を付けます。

  4. すべてのプロパティを指定したら、実行を選択します。

  5. SQL Profile トレースの実行中に、問題のあるプロセスを実行できます。 たとえば、データを SalesTable にデータを追加するときに、速度の低下が生じることがあります。 この場合、トレースの実行中にタスクを実行するようにユーザーに指示します。

  6. 処理が完了したら、メニューの停止ボタンを選択してトレースを停止します。

  7. これで、トレース結果を確認してトレースを分析できます。 次のスクリーンショットは、停止したときのトレースの状態を示しています。

    トレースが停止したときの、自分のトレース ウィンドウのスクリーンショット