セキュリティ レポートを実行する

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財務と運用アプリにはセキュリティ レポートが豊富に用意されており、環境内で実行されているさまざまなセキュリティ ロールや各ロールに割り当てられているユーザーの把握に役立ちます。

セキュリティ レポートは、システム管理>照会>セキュリティ にあります。 ここでは、いくつかのセキュリティ レポートについて説明します。

ユーザー ロールの割り当てレポート

ユーザー ロールの割り当て レポートは、システム内の現在のユーザー ロールの割り当てに関するビューを生成します。 既定では、ロールが割り当てられているすべてのユーザーがレポートされます。 必要に応じて、レポート生成時にユーザー リストを入力して、レポート対象を特定のユーザーに限定できます。

ユーザー ロールの割り当て パラメーター ウィンドウで、対象に含めるレコード>フィルター に移動します。 ここでは、レポートの生成対象ユーザーのリストにフィルターを追加または削除できます。 レポートの各ユーザーに対してロールの一覧が、法人または組織レベルでの制限と一緒に示されます。

ユーザー ロールの割り当てレポートのスクリーンショット。

ロールのユーザーの割り当てレポート

ロールのユーザーの割り当てレポートには、ロールの割り当ての集計が示されます。 レポートのロールを展開すると、そのロールに割り当てられているユーザーの一覧が表示され、ユーザー名を展開すると、そのロールによって適用されたすべての制限事項が表示されます。 このレポートでも、ユーザー ロールの割り当てレポートでの説明と同じ手順でフィルター処理を行って、ユーザーを絞ることができます。

ロールのユーザーの割り当てレポートのスクリーンショット。

セキュリティ ロールの有効なアクセス レポート

セキュリティ ロールの有効なアクセス レポートには、各セキュリティ ロールの有効なアクセス許可が表示されます。 このレポートには、ロールに含まれるすべてのサブロール、職務、権限にわたってタイプごとにまとめられたアクセス許可のフラット化されたリストが表示されます。

このレポートの実行には時間がかかる場合があります。 レポートの実行が初めての場合や、ロール定義に変更があった可能性のある場合は、コレクションを再構築 オプションを はい に設定してください。 必要に応じて、対象に含めるレコードにフィルターを追加して、レポートに含めるロールを制限することができます。

セキュリティ ロールの有効なアクセス レポートのスクリーンショット。

ロールを展開すると、そのロールがアクセスできるオブジェクトのカテゴリが表示されます。 オブジェクト タイプの 1 つを展開すると、ロールに含まれているそのタイプの各オブジェクトの詳細なリストが表示されます。

セキュリティ職務権限割り当てレポート

セキュリティ職務割り当て レポートには、ロールに含まれるすべての職務が表示されます。 このレポートは、ロールの任意のコレクションに対して実行されるように構成でき、それにより、職務分掌がロール間で確実に維持されるようになります。 既定では、すべてのロールが含まれます。 含まれるロールを限定するには、含めるレコード セクションに指定されているフィルター処理を使用します。

セキュリティ職務割り当てレポートのスクリーンショット。

セキュリティ職務割り当てレポートでロールを展開すると、そのロールに割り当てられている各職務権限とその詳細が表示されます。