はじめに

完了

サーバーレス アーキテクチャは、サーバー インフラストラクチャの構築について心配せずにクラウドでロジックを実行できる、アプリケーション開発の一種です。 Azure Functions では、サーバーを手動でプロビジョニングする必要なくオンデマンドでコードを実行するサーバーレス アーキテクチャが実装されます。

Azure Functions を使用する最大の理由の 1 つは低いコストです。 Azure Functions では、コストが発生するまでに、関数を 100 万回実行することができます。 最初の 100 万回の実行後は、従量課金モデルを使用して使用量が計算されます。

Note

Azure Application Insights には別の課金モデルがあります。 Azure Functions アプリケーションで有効にすると料金が発生することがあります。

Azure Functions を使用することは、インフラストラクチャを気にする必要がないという意味ではありません。 アプリケーションの実行場所について決定することが少なくなります。 Functions アプリを Azure にデプロイすると、サーバー リソースがオンデマンドで提供されます。 要求の変化に応じて、アプリケーションのスケールアップとスケールダウンが自動的に行われます。

Azure Functions に実装されるロジックは、クラウドで発生するイベントに応答して実行されます。 関数をトリガーするイベントには、データベース行の挿入、新しいリソースのプロビジョニング、新しいキュー メッセージの追加などがあります。

たとえば Azure Functions を Go または Rust で作成するには、カスタム ハンドラーと呼ばれる機能を使用します。 カスタム ハンドラーを使用すると、ほぼすべての言語を Azure Functions で使用できます。

学習の目的

このモジュールを終了すると、次のことができるようになります。

  • Go を使用してサーバーレス関数アプリを作成します。
  • カスタム ハンドラーをいつ使用すべきかを理解します。
  • HTTP やキューなどのトリガーを処理します。