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Azure Cosmos DB for NoSQL アカウントは、リソースの基本的な階層で構成されています。これには、次のものが含まれます。

  • アカウント
  • 1 つ以上のデータベース
  • 1 つ以上のコンテナー
  • 複数の項目

Diagram explaining the hierarchy of Azure Cosmos DB resources including an account, then a child set of databases, child set of containers, and then finally a child set of items.

それでは、この階層内の各項目を詳しく見てみることにしましょう。

Account

Azure Cosmos DB サービスの各テナントは、データベース アカウントをプロビジョニングすることによって作成されます。 アカウントは、分散と高可用性の基本となる単位です。 Azure Cosmos DB for NoSQL では、データに対するリージョン (複数も可) をアカウント レベルで構成できます。 アカウントには、API 要求に使用される、グローバルに一意な DNS 名も含まれます

Diagram explaining the resource hierarchy with account highlighted and associated with a DNS name and key.

データベース

データベースは、Azure Cosmos DB for NoSQL でコンテナーを管理するための論理ユニットです。 Azure Cosmos DB データベースでは、ユーザー、アクセス許可、コンテナーを管理します。 データベースには、1 つ以上のコンテナーが含まれます。 また、ここでは、データのスループットをデータベース レベルでプロビジョニングすることを選択することもできます。

Diagram explaining the resource hierarchy with database highlighted and multiple example child containers.

コンテナー

コンテナーは、Azure Cosmos DB for NoSQL でのスケーラビリティの基本単位です。 通常、スループットはコンテナー レベルでプロビジョニングします。 コンテナー内のデータは、Azure Cosmos DB for NoSQL によって自動的かつ透過的にパーティション分割されます。 必要に応じて、コンテナー レベルでインデックス作成ポリシーまたは既定の有効期限値を構成することもできます。

Diagram explaining the resource hierarchy with a set of containers highlighted.

項目

Azure Cosmos DB for NoSQL のリソース コンテナーは、スキーマに依存しないコンテナーであり、ユーザーによって生成された任意の JSON 項目が格納されます。 個々のドキュメントは、Azure Cosmos DB 用の NoSQL API により、コンテナー内の "アイテム" として JSON 形式で格納されます。 Azure Cosmos DB for NoSQL では、JSON ファイルがネイティブにサポートされており、JSON ドキュメントでの書き込み操作はアトミックであるため、高速で予測可能なパフォーマンスを提供できます。

ヒント

コンテナーには、JavaScript ベースのストアド プロシージャ、トリガー、ユーザー定義関数 (UDF) も格納できます

Diagram explaining the resource hierarchy with items highlighted and other example children resources of containers.