パッケージ マネージャーからインポートする

完了

以前のすべてのバージョンを含む Microsoft.Azure.Cosmos ライブラリは、ライブラリを .NET アプリケーションに簡単にインポートできるように nuget でホストされています。

NuGet パッケージのインポート

NuGet パッケージを .NET アプリケーションにインポートするには、.NET CLI を使用する必要があります。 CLI には、.NET プロジェクトにリソースを追加するために使用される dotnet add コマンドが含まれています。 NuGet パッケージを明確に追加するには、次のいずれかのことを行う必要があります。

パッケージの最新バージョンをインポートする

パッケージの名前だけを使用して dotnet add package コマンドを呼び出します。 たとえば、このコマンドでは、最新の安定バージョンの Microsoft.Azure.Cosmos ライブラリがインポートされます。

dotnet add package Microsoft.Azure.Cosmos

ヒント

このコマンドによって、安定バージョンのパッケージのみがインポートされます。 パッケージの新しいプレビューが利用可能な場合は、前の安定バージョンがインポートされます。 安定バージョンを利用できない場合は、パッケージはまったくインポートされません。

特定のバージョンのパッケージをインポートする

パッケージの名前と、特定のパッケージ バージョンを指定する --version 引数を使用して、dotnet add package コマンドを呼び出します。 たとえば、このコマンドでは、Microsoft.Azure.Cosmos ライブラリの 3.22.1 バージョンがインポートされます。

dotnet add package Microsoft.Azure.Cosmos \
    --version 3.22.1

ヒント

まだ安定のフラグが設定されていないパッケージのプレビュー バージョンをインポートするための唯一の方法は、パッケージ バージョンを指定することです。

.NET プロジェクト ファイル

インポートすると、パッケージ仕様が .NET プロジェクトの csproj ファイルに追加されます。 プロジェクト ファイルでは XML 形式が使用され、PackageReference という名前の新しい要素が、パッケージの名前とバージョンを使用して ItemGroup 要素内に作成されます。 この例では、Microsoft.Azure.Cosmos ライブラリの 3.22.1 バージョンが NuGet からプロジェクトにインポートされました。

<Project Sdk="Microsoft.NET.Sdk">
  <PropertyGroup>
    <OutputType>Exe</OutputType>
    <TargetFramework>net6.0</TargetFramework>
  </PropertyGroup>
  <ItemGroup>
    <PackageReference Include="Microsoft.Azure.Cosmos" Version="3.22.1" />
  </ItemGroup>
</Project>

注意

パッケージのバージョンは、インポート コマンドで指定したかどうかにかかわらず追加されます。 パッケージ バージョンを指定しなかった場合は、インポートされた最新の安定パッケージのバージョンがプロジェクト ファイルで指定されます。