Lync Server 2013 のコール パーク構成の前提条件とユーザー権限
トピックの最終更新日: 2012-09-10
コール パークは、エンタープライズ VoIPを展開するときに既定でインストールされる呼び出し管理機能です。 このトピックでは、コール パークを構成する前に必要なものと、構成タスクを実行するために必要なユーザー権限について説明します。
大事な
コール パーク アプリケーション用にカスタマイズされた保留音ファイルは、Lync Server 2013 ディザスター リカバリー プロセスの一環としてバックアップされず、プールにアップロードされたファイルが破損、破損、または消去された場合、ファイルは失われます。 コール パーク用にアップロードされているカスタマイズした保留音ファイルについては、常に個別のバックアップ コピーを保持してください。
このセクションでは、コール パークに関連する計画ドキュメントを読んだものとします ( Lync Server 2013 の通話管理機能の計画を参照)。
コール パーク構成の前提条件
コール パークには、次のコンポーネントが必要です。
アプリケーション サービス
コール パーク アプリケーション
これらのコンポーネントは、エンタープライズ VoIPデプロイすると自動的にインストールされます。
通話がパークされている間に発信者が音楽を読み上げる場合は、保留音ファイルも必要です。 既定の保留音ファイルは、エンタープライズ VoIPを展開すると自動的にインストールされます。 既定のファイルは、独自の保留音ファイルに置き換えることができます。 Call Park では、ファイル ストアを使用してオーディオ ファイルを保持します。
コール パーク構成ユーザー権限
次の管理ツールを使用して、コール パークを構成できます。
Lync Server コントロール パネル
Lync Server 管理シェル
これらのツールを使用して、Call Park オービット テーブルを設定し、Call Park で使用されるその他の設定を構成します。
コール パークを構成するには、タスクに応じて、次のいずれかの管理ロールが必要です。
CsVoiceAdministrator: この管理者ロールは、すべての音声関連の設定とポリシーを作成、構成、管理できます。
CsUserAdministrator: この管理者ロールは、音声ポリシーでコール パークを有効にすることができます。 この管理者ロールには、すべての音声構成に対する読み取り専用のビュー アクセス権もあります。
CsServerAdministrator: この管理者ロールは、サーバーとサービスの管理、監視、トラブルシューティングを行うことができます。
CsAdministrator: この管理者ロールは、CsVoiceAdministrator、CsServerAdministrator、および CsUserAdministrator のすべてのタスクを実行できます。
注意
管理者権限の詳細については、計画のドキュメント の「Lync Server 2013 でのロールベースのアクセス制御 の計画」を参照してください。