Office Web Apps Server で使用するための Lync Server 2013 のクライアントの構成

 

トピック最終更新日時: 2013-02-25

ユーザーに Office Web App Server の完全な機能を体験させたい場合は、それらのユーザーを Microsoft Lync 2013 にアップグレードする必要があります。実際の PowerPoint プレゼンテーションとは関係なく、Lync 2013 のユーザーのみが PowerPoint スライドをスクロールできます。 (つまり、これらのユーザーは、プレゼンテーション内の任意のスライドを、実際のプレゼンテーションに干渉することなく、いつでも見ることができます。Lync 2013 を使用していないユーザーは、引き続きオンライン会議に参加し、PowerPoint プレゼンテーションを表示できます。ただし、スライドを個別にスクロールしたり、スライドの切り替えを表示したり、埋め込みビデオを表示したりすることはできません。

これらの機能は、Lync 2013 のユーザーが常に使用できる点に注意してください。これは、PowerPoint 発表者が Microsoft Lync 2010 を実行している場合でも当てはまります。 Lync 2010 を実行しているユーザーが PowerPoint プレゼンテーションをホストしている場合、Lync Server 2013 は Office Web Apps Server と連携して、Lync 2013 ユーザーがそのプレゼンテーションの Office Web Apps Server バージョンを表示することを確認します。 Office Web Apps Server では、Lync 2013 以外のクライアントを実行しているユーザーに PowerPoint サービスは提供されません。 代わりに、これらのユーザーは会議サーバー サービスに接続し、Microsoft Lync Server 2010 で行ったのと同じ方法で PowerPoint プレゼンテーションを表示します。 また、これらのユーザーは、Lync Server 2010 によって提供されるより限定的な機能にのみアクセスできます。

Office Web Apps Server (Lync 2013 へのユーザーのアップグレード以外) にはクライアント構成は必要ありませんが、会議出席者を Internet Explorer 9 にアップグレードすることをお勧めします。 Internet Explorer 8 を使用して会議にアクセスできますが、その Web ブラウザーの使用にはいくつかの制限があります。 たとえば、Internet Explorer 8 のユーザーは、PowerPoint ステージのサイズをカスタム サイズに変更できません。代わりに、定義済みの 3 つのステージ サイズのいずれかを使用するように制限されます。 同様に、Internet Explorer 8 ユーザーはメディア ファイルを再生できません。