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Lync Server 2013 でのボイス メール エスケープの構成

 

トピック最終更新日時: 2013-02-22

ユーザーが携帯電話への同時着信を構成している場合、携帯電話がオフになっている、バッテリが切れている、または圏外になっているときは、通常、発信者はユーザーの個人ボイス メールにルーティングされます。 Lync Server 2013 を使用すると、ユーザーは企業のボイス メール システムにルーティングされるビジネス関連の通話を選択できます。 具体的には、タイマーを構成でき、通話が定義された期間内に通信事業者のボイス メールによって応答された場合、Lync Server は通信事業者のボイス メール システム (およびユーザーの個人用ボイス メール) から切断され、企業システム内のユーザーの残りのエンドポイントは引き続き鳴ります。 これにより、発信者は自動的にユーザーの会社のボイス メールにルーティングされます。

この構成は、次のパラメーターを使用して、音声ポリシー レベルで Lync Server Management Shell コマンドレット Set-CsVoicePolicy を使用して実行されます。

ボイス メール エスケープを構成するには

  1. Lync Server 管理シェルを起動する: [スタート] をクリックし、[ すべてのプログラム] をクリックし、[ Microsoft Lync Server 2013] をクリックして、[ Lync Server 管理シェル] をクリックします。

  2. Set-CsVoicePolicy に対して次のパラメーターを指定します。

    • EnableVoicemailEscapeTimer - エスケープ タイマーを有効または無効にします。

    • PSTNVoicemailEscapeTimer: タイムアウト値をミリ秒単位で指定します。 既定値は 1500 ミリ秒で、指定できる値の範囲は 0 ~ 8000 ミリ秒です。

Set-CsVoicePolicy UserVoicePolicy -EnableVoiceMailEscapeTimer $true - PSTNVoicemailEscapeTimer 2000

Set-CsVoicePolicy -Identity site:SitePolicy -EnableVoiceMailEscapeTimer $true -PSTNVoicemailEscapeTimer 1500