Lync Server 2013 を使用した存続可能ブランチ アプライアンスまたはサーバーの展開

 

トピック最終更新日時: 2014-12-10

回復性エンタープライズ VoIPとは、ブランチ サイトへのリンクが利用できなくなった場合にブランチ サイト ユーザーに継続的なエンタープライズ VoIP サービスを提供する機能です。

小規模および中規模のブランチ サイト (25 ~ 1,000 ユーザーのブランチ サイト) の場合は、Pstn ゲートウェイまたは SIP トランクを組み込んで公衆交換電話ネットワーク (PSTN) の通話を終了する、存続可能ブランチ アプライアンスを電話サービス プロバイダーに展開することをお勧めします。 存続可能ブランチ アプライアンスは、Windows Server 2008 R2 オペレーティング システム、Lync Server 2013 レジストラー、仲介サーバー ソフトウェア、PSTN ゲートウェイを実行するブレード サーバーを 1 つのアプライアンス シャーシに含むサード パーティ製デバイスです。

1,000 ~ 5,000 ユーザーで回復性の高い WAN がないブランチ サイトの場合は、PSTN ゲートウェイまたは SIP トランクに電話サービス プロバイダーに接続された存続可能ブランチ サーバーをお勧めします。 存続可能ブランチ サーバーは、レジストラーおよび仲介サーバー ソフトウェアがインストールされている Windows Server ベースのコンピューターです。

注意

5,000 人を超えるユーザーと専用の Lync Server 管理者を持つブランチ サイトの場合は、中央サイトとは別に、Lync Server 2013 の完全な展開をお勧めします。
前提条件や計画上の考慮事項など、組織内のブランチ サイトに最適な回復性ソリューションを選択する方法の詳細については、「計画」のドキュメントの 「Lync Server 2013 のブランチ サイトの回復性要件 」を参照してください。

注意

Lync Server の存続可能ブランチ アプライアンスに所属しているユーザーは、新しいチャット ルームを作成したり、既存のルームのルーム カードを表示したりできません。