Lync Server 2013 でのスマート カード認証のユーザーの登録

 

トピック最終更新日時: 2013-07-03

スマート カードの認証を行うユーザーを登録する方法は、主に 2 つあります。 Web 登録を使ってスマート カード認証のユーザーを直接登録する方法がより簡単で、登録エージェントを使う方法はより複雑です。 このトピックでは、スマート カードの証明書を自分で登録する方法について説明します。

登録エージェントとしてユーザーに代わって登録する方法の詳細については、「他のユーザーに代わって証明書を https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkID=313367登録する」を参照してください。

スマート カードの認証を行うユーザーを登録するには、次の操作を行います。

  1. Lync 対応ユーザーの資格情報を使用して、Windows 8 ワークステーションにログインします。

  2. Internet Explorer を起動します。

  3. [証明機関 Web 登録] ページ (例: ) を参照します。 https://MyCA.contoso.com/certsrv

    注意

    Internet Explorer 10 を使っている場合は、この Web サイトを互換モードで見る必要がある場合があります。

  4. Web サイトの [ようこそ] ページで、[証明書の要求] を選びます。

  5. 次に、[証明書の要求の詳細設定] を選びます。

  6. [この CA への要求を作成し送信する。] を選びます。

  7. [証明書のテンプレート] セクションで [スマート カード ユーザー] を選び、[証明書の要求の詳細設定] を次のように入力します。

    • [キーのオプション] で次の設定を確認します。

      • [新しいキー セットを作成する] ラジオ ボタンを選ぶ

      • [CSP] で、[Microsoft ベース スマート カード暗号化プロバイダー] を選ぶ

      • [キー使用法] で、[Exchange] を選ぶ (このオプションのみ有効)

      • [キーのサイズ] に、2048 と入力する

      • [自動キー コンテナー名] が選択されている

      • その他のボックスはオフにします。

    • [追加オプション] で次の値を確認します。

      • [要求の形式] で [CMC] を選ぶ。

      • [ハッシュ アルゴリズム] で [sha1] を選ぶ。

      • [フレンドリ名] に「Smardcard Certificate」と入力する。

  8. 物理カード リーダーを使っている場合は、デバイスにスマート カードを挿入します。

  9. [送信] をクリックして証明書要求を送信します。

  10. 入力を求められたら、仮想スマート カードを作成したときに使った PIN を入力します。

    注意

    仮想スマート カードの既定の PIN の値は、「12345678」です。

  11. 証明書が発行されたら、[この証明書のインストール] をクリックして登録プロセスを完了します。

    注意

    「証明書の要求の生成はこの Web ブラウザーではサポートされていません。」というエラーが発生して証明書の作成が失敗した場合、解決する方法として次の 3 つが考えられます。

    1. Internet Explorer の [互換表示] を有効にする

    2. Internet Explorer で [イントラネットの設定を有効にする] オプションを有効にする

    3. Internet Explorer の [インターネット オプション] の [セキュリティ] タブで、[すべてのゾーンを既定のレベルにリセットする] を選ぶ