Lync Server 2013 の外部ユーザー アクセスの計画

 

トピック最終更新日時: 2013-01-19

ほとんどの組織の通信には、内部ネットワーク内にないサービスとユーザーが関与します。 これらのサービスとユーザーには、一時的または永続的にオフサイトの従業員、顧客またはパートナー組織の従業員、パブリック インスタント メッセージング (IM) サービスを使用するユーザー、会議やプレゼンテーションに招待する潜在的な顧客、パートナー、匿名ユーザーが含まれます。 このドキュメントでは、これらのユーザーをまとめて 外部ユーザーと呼びます。

Microsoft Lync Server 2013 を使用すると、組織内のユーザーは IM とプレゼンスを使用して外部ユーザーと通信でき、オフサイトの従業員やその他の種類の外部ユーザーとのオーディオ/ビデオ (A/V) 会議や Web 会議に参加できます。 また、モバイル デバイスやエンタープライズ VoIP経由での外部アクセスをサポートすることもできます。 組織のメンバーではない外部ユーザーは、Lync Server 2013 会議に参加し、匿名の出席者を許可できます。

組織のファイアウォール間の通信をサポートするために、境界ネットワーク (DMZ、非武装地帯、およびスクリーン サブネットとも呼ばれます) に Lync Server 2013 Edge Server を展開します。 エッジ サーバーは、ファイアウォールの外部のユーザーが内部 Lync Server 2013 展開に接続する方法を制御します。 また、ファイアウォール内で発生する外部ユーザーとの通信も制御します。

要件に応じて、1 つ以上の場所に 1 つ以上のエッジ サーバーを展開できます。 このセクションでは、Lync Server 2013 での外部ユーザー アクセスのシナリオについて説明し、エッジ トポロジとリバース プロキシ トポロジを計画する方法について説明します。

注意

エンタープライズ VoIPおよび外部ユーザー アクセスをサポートするにはエッジ サーバーが必要ですが、このセクションでは IM、プレゼンス、A/V 会議、フェデレーション、Web 会議、Lync Mobile のサポートについて説明します。 エンタープライズ VoIPのサポートの詳細については、「計画」のドキュメントの「Lync Server 2013 のエンタープライズ VoIPの計画」を参照してください。