Lync Server 2013 での監視データまたはアーカイブ データの復元

 

トピック最終更新日: 2013-02-18

障害が発生した後に Lync Server を起動して実行するには、監視データとアーカイブ データを復元する必要はありません。 ただし、組織にとってデータの監視とアーカイブが重要な場合は、データベースの再作成後にデータを復元する必要があります。

次の手順では、SQL Server Management Studioを使用してアーカイブデータまたは監視データを復元する方法について説明します。

バックアップ ファイルから監視データまたはアーカイブ データを復元するには

  1. ローカル コンピューター上の Administrators グループのメンバーとして復元するサーバー、または同等のユーザー権限を持つグループにログオンします。

  2. SQL Server Management Studio開く: [スタート] ボタン、[すべてのプログラム] の順にクリックし、Microsoft SQL Server 2012 または Microsoft SQL Server 2008 R2 をクリックして、[SQL Server Management Studio] をクリックします。

  3. [サーバーに接続] で、少なくともサーバーの名前と認証情報を指定して、SQL Server インスタンスに接続します。

  4. オブジェクト エクスプローラーで [データベース] を右クリックし、[データベースの復元] をクリックします。

  5. [ページの選択] で [全般] をクリックし、[データベースに移動] で次のようにデータベース名を選択します。

    • アーカイブ データベースの場合は、 LcsLog を選択します。

    • 通話詳細記録 (CDR) データベースの場合は、 LcsCDR を選択します。

    • Quality of Experience (QoE) データベースの場合は、 QoEMetrics を選択します。

  6. [ デバイスから] をクリックします。

  7. [ 復元するバックアップ セットの選択] で、バックアップ ファイルをクリックし、[ 復元] をクリックします。

  8. [ページの選択] で [オプション] をクリックし、データ ファイルのパスとログ パスが正しいフォルダーにあることを確認し、[OK] をクリックします

アクセス制御リスト (ACL) が正しいことを確認するには

  1. [データベース] を展開し、アーカイブデータベースまたは監視データベースを展開し、[セキュリティ] を展開して、[ユーザー] を展開します。

  2. ドメイン グループ RTCComponentUniversalServices がユーザーとして存在することを確認します。

  3. ユーザーの下に RTCComponentUniversalServices が存在しない場合は、次の操作を行います。

    1. [ ユーザー] を右クリックし、[ 新しいユーザー] をクリックします。

    2. [ログイン名] に、見つからないグループ名 RTCComponentUniversalServices を入力します。

    3. [ データベース ロール メンバーシップ] で ServerRole アクセス許可を選択し、[ OK] をクリックします。

    注意

    アーカイブサービスまたは監視サービスを再起動する必要はありません。