Lync Server 2013 での証明書レポートの確認

 

トピック最終更新日時: 2013-02-21

証明書レポートには、推奨される Lync Server 2013 展開に必要なすべての証明書が含まれています。 計画ツールは、入力されたサブジェクト名とサブジェクト代替名を考慮します。 編集されていない既定のテキストは、証明書の要求と発行を担当するチームにとって潜在的な課題を表している可能性があります。 証明書情報には、証明書を通常発行できる場所に関する情報も含まれています。 インフラストラクチャに内部公開キー 基盤 (PKI) が設定されていない場合は、すべての証明書をパブリック証明書プロバイダー経由で要求できます。 レポートの拡張キー使用法 (EKU) フィールドと [割り当て先] フィールドは、各証明書の目的と場所を理解するのに非常に役立ちます。

証明書管理レポート

展開内のそれぞれの証明書の使用法および目的を注意深く確認し、しっかりと理解してください。 証明書の役割についての質問がある場合は、どのサーバーまたはサービスが何を対象としているのかを確認します。 Lync Server 2013 の証明書は、主に次の 2 つの目的で使用されます。

  • 相互トランスポート層セキュリティ (MTLS) - 通信にかかわっているコンピューターがそれぞれ証明書を提示し、他のコンピューターに対して自分の ID を証明します。 これは、サーバー認証として知られています。 通信は、それぞれのコンピューターが他のコンピューターの ID を信頼するまで開始されません。

  • 暗号化 ‐ 暗号化 (Secure Sockets Layer (SSL) およびトランスポート層セキュリティ (TLS)) は、セキュリティで保護された通信およびプライバシーの保護を支援し、信頼性の高い通信およびコラボレーション システムを作成するための重要な手段です。