工場で OEM のイメージを作成するか、Configuration Managerを使用してローカル デポを作成する

Configuration Manager (現在のブランチ) に適用

Configuration Managerの事前設定されたメディア展開を使用すると、完全にプロビジョニングされていないコンピューターに OS を展開できます。 事前設定されたメディアは、Windows イメージ (WIM) ファイルです。 製造元 (OEM) は、ベアメタル コンピューターにインストールすることも、運用環境とは別のステージング センターで使用することもできます。

この展開方法では、ブート イメージと OS イメージが既に移行先コンピューター上にあるため、ネットワーク トラフィックを削減できます。 事前設定されたメディアにも含めるアプリケーション、パッケージ、ドライバー パッケージを指定できます。 コンピューターに OS をインストールした後、タスク シーケンスはまず、事前設定されたキャッシュでアプリケーション、パッケージ、またはドライバー パッケージを確認します。 必要なコンテンツが見つからない場合、またはオンラインで利用可能な新しいリビジョンがある場合、タスク シーケンスは配布ポイントからコンテンツをダウンロードします。

次の OS 展開シナリオでは、事前設定されたメディアを使用します。

これらの OS 展開シナリオの 1 つで手順を完了します。 次に、次のセクションを使用して、事前設定されたメディアの準備と作成を行います。

デプロイ設定を構成する

展開の [ 展開設定] ページで、[次の設定 を使用できるようにする ] で、次のいずれかのオプションを選択します。

  • クライアント、メディア、PXE のConfiguration Manager

  • メディアと PXE のみ

  • メディアと PXE のみ (非表示)

事前設定されたメディアを作成する

事前設定されたメディア ファイルを作成して、OEM またはローカル デポに送信します。 詳細については、「Configuration Managerを使用して事前設定されたメディアを作成する」を参照してください。

事前設定されたメディア ファイルを送信する

メディアを OEM またはローカル デポに送信して、コンピューター上で事前設定します。 コンピューター上のフォーマットされたハード ディスクにイメージ ファイルを適用します。

コンピューターを配信する

コンピューターをユーザーに配信し、初めてコンピューターをオンにすると、次のようになります。

  1. コンピューターは、事前設定されたブート イメージで起動します。

  2. 事前設定されたメディアのハッシュをチェックして、有効であることを確認します。

  3. コンピューターは、使用可能なタスク シーケンスの管理ポイントに接続してプロセスを完了します。

次の手順

OS 展開時のユーザー エクスペリエンス