サバイバル スポーンの作成

サバイバル スポーンにはさまざまな形態と形式があるため、それぞれに独自の考慮事項が伴います。 この記事では、サバイバル Minecraft でプレイヤーの旅の始まりとなるサバイバル スポーンの作成に重点を置いて説明します。 自然に生成された地形にいるか、カスタム作成された地形にいるかに関係なく、プレイヤーは Minecraft の正常なサバイバル ループを体験できなければなりません。

はじめに

Minecraft: Java Edition の地形が Minecraft: Bedrock Edition の地形と出会ったところ。

一般的に、サバイバル スポーンには、プレイヤーが Minecraft のサバイバル ループを体験するために必要なすべてのものが含まれている必要があります。 つまり、クラフトを行うための鉱石や材料へのアクセスだけでなく、ジ・エンドやネザーへのアクセスも用意されていなければなりません。 また、ベースとなるシード世界に対する十分な編集も含まれている必要があります。

作成するビルドを自然生成に融合させようとしている場合、最初の手順は、自分の世界のベースとする適切な Bedrock Edition のシードを見つけて、足場とする領域を生成することです。 Java Edition と Bedrock Edition の地形ジェネレータは同一ではないため、Java Edition の地形にサバイバル スポーンを作成すると、地形の融合に関連して、修正が困難な望ましくない問題がマップの端部に発生します。

サバイバル スポーンを作成する最も安定した方法は Bedrock Edition に直接作成することですが、Minecraft の作成用ツールのうち最も入手しやすいのは Java Edition 用のツールです。 幸いなことに、Bedrock Edition の世界を Java Edition の世界に変換できる Chunker などのツールが存在します。

Bedrock の地形の生成

新しく作成した Bedrock Edition の世界を Java Edition に変換しようとしても、ごくわずかな数の Bedrock Edition チャンクしか変換されません。 これは、Bedrock Edition の世界を変換する前にチャンクを生成する必要があるためです。 現在、チャンクを生成するには、世界を横断して地形を読み込む必要があります。 これは世界全体を飛び回ることによって実現できますが、必要なマップ サイズによっては非常に時間がかかる場合があります。 これを行うもっと効率的な方法は、プレイヤーを基準にした相対座標を使用してマップ全体にプレイヤーを移動させるコマンドを使用するシステムを作成することです。 このタスクには、コード コネクションや JavaScript API のような他のツールも活用できます。

世界の変換

世界の変換はかつて、エラーが発生しがちで、面白みもなくややこしいプロセスでした。 Chunker の登場によって、このプロセスは飛躍的に容易になりました。 Chunker を使用すると世界を変換できるだけでなく、チャンクを切り取ったり、世界の設定を変更したり、他にもさまざまなことができます。 Chunker の力を活用する方法について読むと、世界を準備する際に役立ちます。

作成時の留意事項

サバイバル スポーンの作成時には、そのサバイバル スポーンの目的に留意することが重要です。 一般的に、サバイバル スポーンの目的は Minecraft のサバイバル体験を強化することにあります。 その場合、サバイバル スポーンはサバイバルのしくみを念頭に作成する必要があります。 新たに作成したサバイバル世界で実行できること (溶岩を発見してネザーポータルを造ることや、エンドポータルの枠を発見してジ・エンドに入れることなど) は、すべて可能にする必要があります。

サバイバル スポーンをプレイしているユーザーは、それが理に適っている場合に、地形の下で鉱石や洞窟を発見できたり、地上でオーバーワールド リソースを発見できたりする必要があります。 特定のバイオームを念頭にカスタム地形が作成されている場合、クリエイターはその地域の実際のバイオームが適切なものであることを確認する必要があります (例: 雪深い森林の寒いバイオームであれば、雪は融けない)。 プレイヤーが地中探険を行うことを考えて、地形内の意図しない空隙やエア ポケットは取り除いておく必要もあります。

構造物もサバイバルを考慮して作成します。 サバイバルモードでは、プレイヤーは任意の場所でブロックを壊したり配置したりできます。 家具のない空の屋根裏部屋のような空間や構造物の下の身を低くして入り込める空間、あるいは WorldEdit などの外部ツールが使用された証拠は多くの場合プレイヤーに発見されることになるので、サバイバル体験を維持するために削除する必要があります。 サバイバル スポーンでは、外観のみで中身がない建物というのもやる気をそがれるものです。プレイヤーは壁を壊して中に何があるかを確認しようとする可能性があるからです。

サバイバル スポーンは、コンテンツ作成を始めるのに最適な出発点です。 地形の生成と変換や考慮が必要なサバイバルのしくみなど、多くの困難な側面があるものの、サバイバル スポーンの作成は、世界の構築、プレイヤー体験、利用可能な各種ツールの全般的な使用方法について貴重な経験を積むことができる優れた方法です。