Charset プロパティ (ADO)

適用先: Access 2013、Office 2013

テキスト Stream の内容を変換して Stream オブジェクト内部バッファーに格納するための文字セットを示します。

設定と戻り値

Stream の内容の変換に使用される文字セットを指定する文字列型 ( String ) の値を設定または取得します。 既定値は "Unicode" です。 指定可能な値は、インターフェイスを介してインターネット文字セット文字列として渡すことのできる通常の文字列 ("iso-8859-1"、"Windows-1252" など) です。 システムが認識できる文字セット文字列の一覧については、Windows レジストリの HKEY_CLASSES_ROOT\MIME\Database\Charset のサブキーを参照してください。

注釈

テキスト Stream オブジェクトでは、 Charset プロパティで指定された文字セットでテキスト データが格納されます。 既定値は Unicode です。 Charset プロパティは、 Stream に送るデータの変換、または Stream から受け取るデータの変換に使用されます。 たとえば、 Stream に ISO-8859-1 データが格納されており、そのデータが BSTR にコピーされる場合、 Stream オブジェクトはデータを Unicode に変換します。 逆の変換も同じように行われます。

開いている Stream の場合、 Charset を設定するには、現在の PositionStream の先頭 (0) になっている必要があります。

Charset は、テキスト Stream オブジェクト (TypeadTypeText) でのみ使用されます。 TypeadTypeBinary の場合、このプロパティは無視されます。