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カスタマイズ ファイルの Connect セクション

適用先: Access 2013、Office 2013

ハンドラーの既定の動作では、すべての接続が拒否されます。 connect セクションで、この動作の例外を指定します。 たとえば、 connect セクションが 1 つもないか、あっても空の場合、既定では接続は行われません。

connect セクションには、次のものを含めることができます。

  • この接続で実行できる既定の読み取り/書き込み操作を指定する、既定のアクセス エントリ。 このセクションに既定のアクセス エントリが存在しない場合、このセクションは無視されます。

  • クライアントの接続文字列を置き換える新しい接続文字列。

構文

既定のアクセス エントリの形式は、次のとおりです。

Access=accessRight

置き換える接続文字列エントリの形式は、次のとおりです。

Connect=connectionString

パーツ

説明

Connect

これが接続文字列のエントリであることを示すリテラル文字列。

Connectionstring

クライアントのすべての接続文字列を置き換える文字列。

Access

これがアクセス エントリであることを示すリテラル文字列。

accessRight

次のアクセス権のいずれかを指定します。

  • NoAccess ユーザーは、データ ソースにアクセスできません。

  • ReadOnly ユーザーは、データ ソースの読み取りが可能です。

  • ReadWrite ユーザーは、データ ソースの読み取り/書き込みが可能です。

接続を許可する場合 (実質的には、既定のハンドラーの動作を無効にする)、 接続の既定 のセクションのアクセス エントリを に設定し、他の 接続識別子 セクションを削除またはコメントアウトします。