SCODE

適用対象: Outlook 2013 | Outlook 2016

エラーまたは警告を記述するために使用される 32 ビットの状態値。

typedef ULONG SCODE;

注釈

SCODE データ型は、HRESULT データ型と同じです。

SCODE 値は、次の 4 つのフィールドに分割されます。

  • 成功を示す場合は 0 に、失敗を示す場合は 1 に設定される 1 ビットの重大度コード。

  • 11 ビットの予約フィールド

  • エラーまたは警告の原因となる領域を示す 4 ビット機能コード。

  • エラーまたは警告の原因となっている問題を説明する 16 ビットのエラーまたは警告コード。

MAPI 関数とメソッドの多くは、OLE メソッドと関数と同様に、HRESULT データ型として定義された SCODE 値を返します。 OLE では、 SCODEHRESULT の間の変換に使用できる複数のマクロが定義されています。

注:

64 ビット MAPI では、 SCODE は引き続き 32 ビット値です。

MAPI で SCODE データ型を使用する方法の詳細については、「 エラー処理」を参照してください。 OLE と SCODE データ型の詳細については、「 OLE プログラマリファレンス」を参照してください

関連項目

HRESULTMAPI データ型