エラー処理にマクロを使用する

適用対象: Outlook 2013 | Outlook 2016

HRESULT 値を操作しやすくするためのマクロがいくつかあります。

失敗または成功をテストするマクロには、HR_SUCCEEDEDとHR_FAILEDと SUCCEEDED と FAILED の 2 つのセットがあります。 SUCCEEDED はHR_SUCCEEDEDと同じで、FAILED はHR_FAILEDと同じです。

この場合は、 ResultFromScode マクロを使用して、HRESULT 変数をS_OKの対応する HRESULT 値に設定します。

一般的に使用されるマクロについて、次の表で簡単に説明します。

Macro 説明
MAKE_HRESULT
そのコンポーネントから HRESULT を構築します。
HR_SUCCEEDED
HRESULT で成功または警告条件をテストします。
HR_FAILED
エラー条件について HRESULT をテストします。
HRESULT_CODE
HRESULT のエラー コード部分を抽出します。
HRESULT_FACILITY
HRESULT から施設を抽出します。
HRESULT_SEVERITY
重大度ビットを SEVERITY から抽出します。
成功
HRESULT で成功または警告条件をテストします。
失敗 しました
エラー条件について HRESULT をテストします。