Outlook 用のマニフェストでアドイン コマンドを定義する

アドイン コマンドは、操作を実行する UI 要素を使用して、既定の Office UI をカスタマイズする簡単な方法を提供します。たとえば、リボンにカスタムのボタンを追加できます。コマンドを作成する場合は、既存のマニフェストに VersionOverrides ノードを追加します。

マニフェストが VersionOverrides 要素を含む場合、アドイン コマンドをサポートする Word、Excel、Outlook、PowerPoint のバージョンは、要素内の情報を使用して、アドインをロードします。アドイン コマンドをサポートしていない以前のバージョンの Office 製品では、要素は無視されます。

クライアント アプリケーションが VersionOverrides ノードを認識する場合、アドインの名前はリボンに表示され、読み込み/作成ウィンドウには表示されません。これらの場所に、アドインは表示されません。

VersionOverrides

VersionOverrides 要素は、アドインによって実装されたアドイン コマンドに関する情報を格納するルート要素です。これは、マニフェスト スキーマ v1.1 以降でサポートされています。

VersionOverrides スキーマには 2 つのバージョンがあります。

スキーマのバージョン 説明
1.0 Office アプリのデスクトップ バージョンのアドイン コマンドをサポートします。
1.1 ピン留め可能な作業ウィンドウおよびモバイル アドインのサポートを追加します。注:現時点では、Outlook 2016 for Windows および Outlook for iOS でのみサポートされています。

アドインは、より新しいバージョンを前のバージョンの内側に入れ子にすることにより、VersionOverrides スキーマの複数のバージョンをサポートできます。これにより、クライアントがより新しいバージョンをサポートして新機能を利用できるようにしつつ、前のクライアントが旧バージョンを読み込めるようにします。詳細については、「複数のバージョンを実装する」を参照してください。

VersionOverrides 要素には、次の子要素が含まれます。

次の図は、アドイン コマンドの定義に使用する要素の階層を示しています。

マニフェスト内のアドイン コマンド要素の階層

マニフェストのサンプル

Word、Excel、PowerPoint でアドイン コマンドを実装するサンプル マニフェストの場合は、「Simple add-in commands sample」 (簡単なアドイン コマンドのサンプル) をご覧ください。

Outlook でアドイン コマンドを実装するサンプル マニフェストの場合は、「Sample manifest file for an Outlook add-in」 (Outlook アドイン用のサンプル マニフェスト ファイル) をご覧ください。

その他のリソース