計算の現在のモードを Excel が決定する方法

Summary

Microsoft Excel では、現在開いているすべてのドキュメントは、保存されたモードに関係なく同じ計算方法を使用します。

詳細

計算方法の決定方法を説明するために、この記事では次の架空のドキュメントを参照します。

ファイル名 ドキュメントの種類 ファイルの保存に使用されるモード
Auto1 Workbook 自動
Manual1 Workbook Manual
Auto2 Workbook 自動

次のステートメントは、Excel の計算モードに適用されます。

  • 最初に開かれたドキュメントは、最後に保存された計算モードを使用します。 後で開いたドキュメントは同じモードを使用します。 たとえば、Auto1 を開いてから Manual1 を開くと、両方のドキュメントで自動計算 (Auto1 で使用されるモード) が使用されます。 Manual1 を開いてから Auto1 を開くと、両方のドキュメントで手動計算が使用されます。
  • 開いているドキュメントの計算モードを変更すると、開いているすべてのドキュメントのモードが変更されます。 たとえば、Auto1 と Auto2 の両方が開いている場合、Auto2 の計算モードを手動に変更すると、Auto1 のモードも手動に変更されます。
  • ブックに含まれるすべてのシートは同じ計算方法を使用します。 たとえば、Auto2 に3つのワークシートが含まれている場合は、最初のワークシートの計算モードを手動に変更すると、他の2つのシートでも計算のモードが手動に変更されます。
  • 他のすべてのドキュメントが閉じられている場合に、新しいドキュメントを作成すると、新しいドキュメントは以前に閉じられたドキュメントと同じ計算モードを使用します。 ただし、テンプレートを使用する場合、計算のモードはテンプレートで指定されているモードになります。
  • ブックの計算モードが変更され、ファイルが保存されると、現在の計算方法が保存されます。 たとえば、Auto1 が開かれている場合、Manual1 が開かれ、Manual1 が直ちに保存されると、計算のモードが自動的に保存されます。

計算モードを制御する方法

開いているすべてのドキュメントは同じ計算方法を使用します。 別の計算モードを使用するドキュメントを操作するには、特別な手順を実行する必要があります。 たとえば、Auto1 を使用していて、手動計算モードで Manual1 を開く場合は、次のいずれかの操作を実行します。  

  • Manual1 を開く前に、Auto1 を手動計算モードに設定します。 
  • Manual1 を開く前に、Auto1 (およびその他の開いているドキュメント) を閉じます。 

Excel で選択できる計算には、4つのモードがあります。 それらを以下に示します。

  • 自動
  • データテーブル以外自動
  • Manual
  • 保存前にブックを再計算する
モード 計算が行われる時間
自動 ドキュメントに何らかの変更を加えたとき。 ドキュメントの影響を受けるすべての部分が再計算されます。
テーブル以外自動 ドキュメントに何らかの変更を加えたとき。 ドキュメントの影響を受けるすべての部分 (テーブルを除く) が再計算されます。 テーブルは、変更が行われたときにのみ再計算されます。
Manual F9 キーを押すと、[ツール] メニューの [オプション] をクリックし、[計算方法] タブをクリックして、[シートの再計算] をクリックします。
手動/保存前に再計算 F9 キーを押すか、[ツール ] メニューの [オプション] メニューの [計算方法] タブで、[シートの再計算] をクリックします。 また、ファイルを保存するたびに計算が実行されます。

作業中のシートを再計算する

作業中のシートのみを再計算するには、次のいずれかの方法を使用します。

  • SHIFT + F9 キーを押します。
  • 計算グループの [数式] メニューの [シートの計算] をクリックします。

開いているドキュメントをすべて再計算する

開いているすべてのドキュメントを再計算するには、次のいずれかの方法を使用します。

  • F9 キーを押します。
  • 計算グループの [数式] メニューで、[今すぐ計算] をクリックします。

Excel で計算のモードを変更する方法

Excel で計算のモードを変更するには、次の手順を実行します。

  1. Microsoft Office ボタンをクリックし、[ Excel のオプション] をクリックします。
  2. [数式] タブで、使用する計算モードを選択します。