CustomControl.VarOleObject プロパティ (Access)

OLE オブジェクトのメモリ アドレスを表す IOLEObject へのポインターを取得します。 読み取り専用のバリアント型 (Variant) の値。

構文

VarOleObject

CustomControl オブジェクトを表す変数。

注釈

注:

[!メモ] VarOleObject プロパティは、32 ビットおよび 64 ビットの OLE オブジェクトと互換性があります。 以前のバージョンの Microsoft Access で使用されていた LpOLEObject に代わるプロパティです。

アクティブな OLE オブジェクトのアドレスを参照するには、 VarOleObject プロパティを使用します。 オブジェクトが表示されていない場合、設定値は 0 になります。

このプロパティは、デザイン ビューでは使用できず、他のビューでは値の取得のみ可能です。

OLE ダイナミック リンク ライブラリ (DLL) に含まれる多くの関数には、引数として OLE オブジェクトのアドレスが必要です。 アプリケーション プログラミング インターフェイス (API) を使って OLE ダイナミック リンク ライブラリを呼び出す場合は、 VarOleObject プロパティの値を指定することができます。

コントロールに対してコールバックを実行する関数に対して API 呼び出しを実行する場合、結果は予測できません。

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