ListBox.RowSource プロパティ (Access)

RowSource プロパティ (RowSourceType プロパティと共に) を使用して、指定したオブジェクトにデータを提供する方法を Microsoft Access に伝えます。 読み取り/書き込みが可能な String です。

構文

Rowsource

ListBox オブジェクトを表す変数。

注釈

たとえば、CustomerList という名前のクエリに基づいて、リスト ボックスにデータ行を表示するには、リスト ボックスの "RowSourceType/値集合タイプ" プロパティを [Table/Query/テーブル/クエリ] に設定し、その "RowSource/値集合ソース" プロパティを CustomerList というクエリ名に設定します。

"RowSource/値集合ソース" プロパティの設定値は、"RowSourceType/値集合タイプ" プロパティの設定値によって異なります。

"RowSourceType/値集合タイプ" の設定値 "RowSource/値集合ソース" の設定値
Table/Query/テーブル/クエリ テーブル名、クエリ名、または SQL ステートメント
Value List/値リスト 区切り記号としてセミコロン (;) を使う項目のリスト
Field List/フィールド リスト テーブル名、クエリ名、または SQL ステートメント

"RowSourceType/値集合タイプ" プロパティにユーザー定義関数を設定する場合、"RowSource/値集合ソース" プロパティは空白にしておくことができます。

テーブル フィールドの場合、DisplayControl プロパティがコンボ ボックスまたはリスト ボックスに設定されているフィールドに対して、テーブル デザイン ビューの [フィールド プロパティ] セクションの [ルックアップ] タブでこれらのプロパティを設定できます。 テーブルのデザイン ビューで、フィールドのデータ型として [ルックアップ ウィザード] を選択すると、これらのプロパティは自動的に設定されます。

Visual Basic で、"Table/Query"、"Value List"、または "Field List" のいずれかの値を持つ文字列式を使用して、 RowSourceType プロパティを設定します。 また、" RowSource /値集合ソース" プロパティを設定するときも、文字列式を使用します。 " RowSourceType /値集合タイプ" プロパティにユーザー定義関数を設定するには、関数名を指定します。

変化しない固定数の値をデータとして使用する場合、"RowSourceType/値集合タイプ" プロパティを [Value List/値リスト] に設定し、リストを構成する値を "RowSource/値集合ソース" プロパティに指定します。

次の使用例では、コンボ ボックスの "RowSourceType/値集合タイプ" プロパティを [Table/Query/テーブル/クエリ] に設定し、"RowSource/値集合ソース" プロパティを EmployeeList クエリに設定します。

Forms!Employees!cmboNames.RowSourceType = "Table/Query" 
Forms!Employees!cmboNames.RowSource = "EmployeeList"

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