ObjectFrame.OLEType プロパティ (Access)
OLEType プロパティを使用して、コントロールに OLE オブジェクトが含まれているかどうか、その場合はオブジェクトがリンクされているか埋め込まれているかを判断します。 読み取り/書き込みの バイト です。
構文
式。OLEType
式ObjectFrame オブジェクトを表す変数。
注釈
"OLEType/OLEタイプ" プロパティの設定値は次のとおりです。
Setting | 定数 | 説明 |
---|---|---|
[Linked/リンク] | acOLELinked | コントロールにはリンク オブジェクトが保存されています。 オブジェクトのすべてのデータは、作成元のアプリケーションで管理されます。 |
[Embedded/埋め込み] | acOLEEmbedded | コントロールには埋め込みオブジェクトが保存されています。 オブジェクトのすべてのデータは、Access で管理されます。 |
[None/なし] | acOLENone | コントロールには OLE オブジェクトは保存されていません。 |
OLE オブジェクトを作成するときは、" OLETypeAllowed /作成可能 OLE" プロパティを使って、コントロールに保存できるオブジェクトの種類を指定します。
例
次の例は、[オブジェクトの挿入] ダイアログ ボックスを表示する方法と、[ オブジェクトの挿入 ] ダイアログ ボックスの [キャンセル ] ボタンが選択されている場合にエラー メッセージを表示 する 方法を示しています。
Sub InsertObject_Click()
Dim conUserCancelled As Integer
' Error message returned when user cancels.
conUserCancelled = 2001
On Error GoTo ButtonErr
If OLE1.OLEType = acOLENone Then
' No OLE object created.
' Display Insert Object dialog box.
OLE1.Action = acOLEInsertObjDlg
End If
Exit Sub
ButtonErr:
If Err = conUserCancelled Then ' Display message.
MsgBox "You clicked the Cancel button; " _
& "no object was created."
End If
Resume Next
End Sub
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