QueryTable.TextFileColumnDataTypes プロパティ (Excel)

クエリ テーブルにインポートするテキスト ファイル内の対応する列に適用されるデータ型を指定する定数の順序付き配列を設定または返します。 各列に適用される既定の定数は xlGeneral です。 値の取得と設定が可能なバリアント型 (Variant) の値です。

構文

TextFileColumnDataTypes

QueryTable オブジェクトを表す変数。

注釈

XlColumnDataType 定数を使用して、使用される列データ型またはデータインポート中に実行されるアクションを指定します。

このプロパティは、クエリ テーブルがテキスト ファイルのデータに基づいている場合にのみ使用します ( QueryType プロパティが xlTextImport に設定されています)。

列よりも多くの要素を配列に指定した場合、それらの値は無視されます。

定数 xlEMDFormat は、簡易字中国語サポートがインストールおよび選択されている場合にのみ使用できます。 定数 xlEMDFormat は、日付形式に台湾の元号が使用されていることを指定します。

ユーザー インターフェイスを使用してデータをインポートすると、Web クエリまたはテキスト クエリのデータが QueryTable オブジェクトとしてインポートされ、他のすべての外部データが ListObject オブジェクトとしてインポートされます。

オブジェクト モデルを使用してデータをインポートする場合は、Web クエリまたはテキスト クエリのデータを QueryTable としてインポートする必要があります。一方、他のすべての外部データは ListObject または QueryTable としてインポートできます。

TextFileColumnDataTypes プロパティは QueryTable オブジェクトにのみ適用されます。

次の使用例は、新しいクエリ テーブルに固定幅のテキスト ファイルをインポートします。 テキスト ファイルの列 1 は 5 文字幅で、テキスト形式でインポートされます。 列 2 は 4 文字幅で、スキップされます。 テキスト ファイルの残りの部分は列 3 にインポートされ、一般の書式が適用されます。

Set shFirstQtr = Workbooks(1).Worksheets(1) 
Set qtQtrResults = shFirstQtr.QueryTables _ 
 .Add(Connection := "TEXT;C:\My Documents\19980331.txt", _ 
 Destination := shFirstQtr.Cells(1, 1)) 
With qtQtrResults 
 .TextFileParseType = xlFixedWidth 
 .TextFileFixedColumnWidths = Array(5, 4) 
 .TextFileColumnDataTypes = _ 
 Array(xlTextFormat, xlSkipColumn, xlGeneralFormat) 
 .Refresh 
End With

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。