WorksheetFunction.GammaInv メソッド (Excel)

ガンマ分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。 つまり、確率 = GAMMADIST(x,...) であるとき、GAMMAINV(確率,...) = x となるような x の値を返します。

重要

この関数は 1 つ以上の新しい関数に置き換えられました。この関数は、精度が向上し、その名前が使用法をより適切に反映する可能性があります。 この関数は旧バージョンの Excel で引き続き利用可能ですが、 下位互換性を確保する必要がない場合には、機能をより正確に表わす新しい関数を今後使用することをご検討ください。

新しい関数の詳細については、 Gamma_Inv メソッドに関するページを参照してください。

構文

GammaInv (Arg1, Arg2, Arg3)

: WorksheetFunction オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
Arg1 必須 倍精度浮動小数点型 (Double) 確率: ガンマ確率分布における確率を指定します。
Arg2 必須 倍精度浮動小数点型 (Double) α: 分布のパラメーターを指定します。
Arg3 必須 倍精度浮動小数点型 (Double) β: ガンマ分布のパラメーターを指定します。 beta = 1 の場合、 GammaInv は 標準のガンマ分布を返します。

戻り値

Double

注釈

この関数を使用して、分布が偏っている可能性がある変数を調査します。

引数が text の場合、 GammaInv は #VALUE! が返されます。

確率 < 0 または確率 > 1 の場合、 GammaInv は #NUMを返します。 が返されます。

アルファ≤ 0 の場合、またはベータ版が 0 ≤場合、 GammaInv は #NUMを返します。 が返されます。

確率の値を指定 すると、GammaInv は GAMMADIST(x、α、ベータ、TRUE) = 確率になるように、その値 x をシークします。 したがって、 GammaInv の精度は 、GammaDist の精度に依存します。 GammaInv は反復検索手法を使用します。 64 回反復計算を繰り返しても計算結果が収束しない場合、エラー値 #N/A が返されます。

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