MailItem.Permission プロパティ (Outlook)

電子メール アイテムの受信者に付与するアクセス許可を決定する OlPermission 定数を設定または返します。 値の取得と設定が可能です。

構文

Permission

'MailItem' オブジェクトを表す変数。

注釈

MailItem のアクセス許可の状態を正確に反映するように PermissionTemplateGuid プロパティを使用して アクセス許可 のプロパティを同期する必要があります。 アクセス許可 プロパティを OlPermission.olPermissionTemplate に設定も有効な GUID に PermissionTemplateGuid プロパティを設定します。

Information Rights Management (IRM) が設定されていない場合(この場合、 Permission プロパティが OlPermission.olUnrestricted)、または制限が MailItem を転送しない場合 (この場合、 Permission プロパティは OlPermission.olDoNotForward)、 PermissionTemplateGuid プロパティの値は空の文字列である必要があります。

2007 Microsoft Office システム以降のバージョンを実行しているコンピューターで IRM によって保護されているコンテンツを表示できますが、IRM によって保護されたメールを作成または送信するには、Microsoft Office Professional Edition 2003、Microsoft Office Outlook 2007、またはそれ以降のバージョンの Outlook が必要です。

このマイクロソフトの Visual Basic for Applications (VBA) の例は、 送信 イベントを使用し、'を転送しないでください' の制限のあるアイテムを送信します。 サンプル コードを ThisOutlookSession などのクラス モジュールに配置する必要があり、イベント プロシージャを SendMyMail Microsoft Outlook から呼び出す前にプロシージャを呼び出す必要があります。 ' Dan Wilson' を次の使用例を実行する前に受信者の名前に置き換えます。

Public WithEvents myItem As Outlook.MailItem 
 
 
 
Sub SendMyMail() 
 
 Set myItem = Outlook.CreateItem(olMailItem) 
 
 myItem.To = "Dan Wilson" 
 
 myItem.Subject = "Data files information" 
 
 myItem.Send 
 
End Sub 
 
 
 
Private Sub myItem_Send(Cancel As Boolean) 
 
 myItem.Permission = olDoNotForward 
 
End Sub

関連項目

MailItem オブジェクト

サポートとフィードバック

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