Shape.BeforeShapeDelete イベント (Visio)

図形が削除される前に発生します。

構文

BeforeShapeDelete (Shape)

Shape オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
図形 必須 [IVSHAPE] 削除される図形です。

注釈

Shape オブジェクトは、図形Type プロパティが visTypeGroup (2) または visTypePage (1) の場合、BeforeShapeDelete イベントのソース オブジェクトとして機能できます。

BeforeSelectionDelete イベントと BeforeShapeDelete イベントは、どちらも図形が削除される前に発生する点が似ています。 ただし、1 回の操作で複数の図形を削除するときの動作が異なります。 たとえば、[切り取り] 操作によって 3 個の図形を削除するとします。 BeforeShapeDelete イベントは 3 回発生し、3 個のオブジェクトそれぞれに作用します。 BeforeSelectionDelete イベントは 1 回だけ発生し、削除する 3 個の図形が選択されている Selection オブジェクトに作用します。

Microsoft Visual Basic または Visual Basic for Applications (VBA) を使用している場合、このトピックの構文を使用して、イベントを一般的な方法で効率的に処理できます。

独自の Event オブジェクトを作成する場合は、Add メソッドまたは AddAdvise メソッドを使用します。

アドオンを実行する Event オブジェクトを作成するには、EventList コレクションに対して Add メソッドを使用します。

通知を受け取る Event オブジェクトを作成するには、AddAdvise メソッドを使用します。

作成するイベントのイベント コードについては、「イベント コード」を参照してください。

注:

VBA WithEvents キーワードを使用して 、BeforeShapeDelete イベントをシンクします。

性能を上げるために、Document オブジェクトのイベント セットには BeforeShapeDelete イベントが含まれません。 Document オブジェクト (および VBA プロジェクトの ThisDocument オブジェクト) から BeforeShapeDelete イベントをシンクするには、AddAdvise メソッドを使用する必要があります。

Visual Studio ソリューションに Microsoft.Office.Interop.Visio リファレンスが含まれている場合、このイベントは次の種類にマップされます。

  • Microsoft.Office.Interop.Visio.EShape_BeforeShapeDeleteEventHandler ( BeforeShapeDelete デリゲート)。

  • Microsoft.Office.Interop.Visio.EShape_Event.BeforeShapeDelete ( BeforeShapeDelete イベント)。

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