Range.Collapse メソッド (Word)

選択を解除します。 選択が解除されると、選択開始位置と選択終了位置は等しくなります。

構文

Collapse( _Direction_ )

が必要です。 Range オブジェクトを表す変数を指定します。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
Direction 省略可能 バリアント型 (Variant) 指定範囲または選択範囲を解除する方向です。 WdCollapseDirection 定数は、次のいずれかをすることができます: wdCollapseEnd または wdCollapseStart です。 既定値は wdCollapseStart です。

注釈

定数 wdCollapseEnd を使用して、段落全体を折りたたむと、カーソルは次の段落の先頭に移動します。 ただし、次の例に示すように、範囲を折りたたんだ後に MoveEnd メソッドを使用して、範囲を 1 文字戻すことができます。

Set myRange = ActiveDocument.Paragraphs(1).Range 
myRange.Collapse Direction:=wdCollapseEnd 
myRange.MoveEnd Unit:=wdCharacter, Count:=-1

次の使用例は、myRange に作業中の文書全体を格納し、カーソル位置を文書の末尾に移動して、2 列 2 行の表を挿入します。

Set myRange = ActiveDocument.Content 
myRange.Collapse Direction:=wdCollapseEnd 
ActiveDocument.Tables.Add Range:=myRange, NumRows:=2, NumColumns:=2

関連項目

Range オブジェクト

サポートとフィードバック

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