大文字と小文字の区別について

このトピックでは、OneDrive REST API の各部分の大文字と小文字の区別について詳しく説明します。

OneDrive URL

URL スキームと権限 (DNS 名) は、大文字と小文字を区別しないものとして扱われます。 URL パスは、処理されるリソースのタイプに応じて、大文字と小文字を区別するコンポーネントを持つ場合と、大文字と小文字を区別しないコンポーネントを持つ場合があります。 ここに記載されているすべてを考慮する必要があります。

リソース識別子

drive-iditem-id のようなリソース識別子は、大文字と小文字を区別します。

パス識別子

コロンとともに使用されるファイル システムのパス識別子 (:/Documents/MyFile.xlsx など) と、URL に指定されたファイル名 (/items/{item-id}/children/MyFile.xlsx の 'MyFile.xlsx' など) は、大文字と小文字を区別しません

たとえば、パス :/Folder-A/Foo.txt:/folder-a/foo.TXT と同じとして扱われます。 同様に、パス /items/{item-id}/children/Foo.txt/items/{item-id}/children/FOO.TxT と同じとして扱われます。

'/items/{item-id}/image' などのメタデータのパス識別子は大文字と小文字を区別します。

クエリ パラメーター

要求のクエリ パラメーター名は大文字と小文字を区別します。 たとえば、?select?SELECT と同じとして扱われません

要求ヘッダー

HTTP 1.1 プロトコルでは、要求ヘッダー名の大文字と小文字を区別しません。 たとえば、Content-Typecontent-type と同じとして扱われます。

要求ヘッダー値は大文字と小文字を区別します。 たとえば、if-match ヘッダーに eTag または cTag 値を指定する場合、タグは大文字と小文字を区別します。

JSON 要求の本文

要求本文で指定される JSON オブジェクトのキーは、大文字と小文字を区別します。 名前と値のペアで指定された値は、そのままサービスに格納されます。

JSON 応答の本文

JSON 応答では、プロパティ名はキャメルケースです。 OneDrive に格納されているプロパティの値 (アイテム名など) が返されます。