クラウド ソリューション プロバイダー プログラムでの間接プロバイダーとの連携

クラウドベースのソリューションとサービスの需要は急速に拡大しており、あらゆる規模のマイクロソフト パートナーが、収益性の高いクラウド ソリューション ビジネスを構築する多くの機会を手にしています。 市場へは参入したいが、複数ベンダーの管理は避けたいと考えるパートナーや、包括的な顧客関係管理の基盤を持たないパートナーは、マイクロソフトのクラウド ソリューション プロバイダー (CSP) プログラムに間接リセラーとして登録することができます。

CSP の間接リセラーは、間接プロバイダー (ディストリビューターとも呼ばれます) に協力を提供するパートナーです。これに対して、間接プロバイダーはマイクロソフトと直接の取引関係を持ち、間接リセラーにカスタマー サポートと請求処理の機能を提供できるパートナーです。 そのため間接リセラーは、自社にすべての機能がそろっていなくてもビジネスを開始でき、経験豊富なテクノロジ プロバイダーと協力して、より確実に成功に近づくことができます。 プロバイダー/リセラー (2 層) モデルでは、プロバイダーがマイクロソフトからクラウド ソリューションとサービスを購入し、リセラーがそれを顧客に販売します。

提供されるサポートやサービスは間接プロバイダーによって異なるため、リセラーは対象地域の複数のプロバイダーを評価して、自社のニーズに最も適したプロバイダーを判断する必要があります。 一般に、ほとんどのプロバイダーが提供している機能は次のとおりです。

  • リセラーへのテクニカル サポートの提供
  • リセラーの製品やサービスのマーケティング支援
  • リセラーの資金調達や与信に関する支援

まだプロバイダー (ディストリビューター) と連携していない場合は、認定間接プロバイダーを検索して、連携先を見つけることができます。

CSP プログラムで間接リセラーとして販売を行うために必要な手順について詳しくは、Microsoft Partner Network Web サイトの「インダイレクト リセラーになる」をご覧ください。

クラウド ソリューション プロバイダー プログラムで間接リセラーとして登録する

注意: 既に CSP に登録しているリセラーは、場合によっては、カスタマー サポートの連絡先情報のみを入力して、パートナー ダッシュボードにリセラー アカウントを作成できます。

開始する前に

初めて CSP を使用する場合、間接リセラーとしてプログラムに登録し、パートナー ダッシュボードでアカウントを作成する必要があります。 登録プロセスでは、次の情報の入力が必要になります。 作業を開始する前に、これらの情報を手元に準備してください。

  • 職場アカウントの全体管理者の資格情報
    Office 365、Microsoft Azure、または Microsoft Dynamics CRM のログインに使うユーザー名とパスワードの入力を求められます。 職場アカウントをお持ちでない場合は、登録プロセスの中で作成できます。 職場アカウントの有無が不明な場合は、「職場アカウントとパートナー ダッシュボード」をご覧ください。

  • Partner Membership Center サイトへのサインインに使うユーザー名とパスワード
    この情報は、リセラーの Microsoft Partner Network ID (MPN ID) と新しいパートナー ダッシュボード アカウントを関連付けるために使用されます。この関連付けにより、リセラーはパートナー ダッシュボードでメンバーシップ特典とデータを管理できるようになります。

  • 組織の法人名、住所、第一連絡先担当者、およびサポートの詳細
    この情報は、組織がマイクロソフトに関する十分な経歴を持つこと、また申請者に組織の代表としての権限が与えられていること確認する際に必要となります。

提供された情報の審査と検証に数日かかることがあります。 審査が完了すると、第一連絡先担当者にメールで通知されます。

作業の開始

  1. ここをクリックして登録プロセスを開始します。

  2. [ようこそ] ページを読み、登録に必要な情報が手元に揃っていることを確認して [次へ] を選びます。

  3. 職場アカウントでサインインします。 [ログイン] を選び、Office 365、Microsoft Azure、または Microsoft Dynamics CRM の全体管理者としてログインするため使うユーザー名とパスワードを入力します。

    職場アカウントをお持ちでない場合は、[作成する] をクリックして作成します。 作業アカウントを作成した後、新しいアカウントの全体管理者の資格情報を使ってサインインします。

  4. Microsoft Partner Network ID (MPN ID) を新しいパートナー ダッシュボード アカウントに関連付ける方法を確認します。 マイクロソフトはリセラーの MPN ID と新しいパートナー ダッシュボード アカウントを関連付ける必要があります。この関連付けにより、リセラーはパートナー ダッシュボードでメンバーシップ特典やインセンティブを管理できるようになります。 [サインイン] を選びます。

  5. Partner Membership Center (PMC) サイトへのサインインに使用するユーザー名を入力します。 Partner Membership Center サイトは、現在、貴社がマイクロソフト パートナー アカウントを管理しているサイトです。 リセラーが Partner Membership Center にサインインすると、マイクロソフトはリセラーの MPN ID を取得して、新しいパートナー ダッシュボード アカウントに関連付けることができます。 [次へ] を選びます。

  6. Partner Membership Center アカウントのパスワードを入力し、[サインイン] を選びます。

  7. インセンティブ、メンバーシップ特典、コンピテンシーがリンクされた組織プロファイルを MPN ID によって選びます。選んだ組織プロファイルは、マイクロソフトによってリセラーのパートナー ダッシュボード アカウントに移動されます。 [続行] を選びます。

    使用する MPN ID がこのページに表示されていない場合は、[キャンセル] を選び、使用する組織プロファイルのユーザー名とパスワードを使ってサインインし直します。

    重要 Azure AD テナントと同じ国/地域にある、有効な組織プロファイルの MPN ID を選択してください。

  8. 組織の法人プロフィール、第一連絡先担当者情報、カスタマー サポートに関する情報を入力または更新します。 [今すぐ登録する] を選びます。

    第一連絡先担当者には、貴社の登録申請について連絡できる社内の担当者 (申請者本人または社内の他の担当者) を指定してください。 Web ベースの電子メール サービスで取得したメール アドレスは使用できません (Gmail、Yahoo! メール、iCloud メール、AOL メール、Outlook メールなど)。

    重要: マイクロソフトは貴社のセキュリティとプライバシーを確保するため、第一連絡先担当者に、(1) このメール アドレスの持ち主がパートナー ダッシュボード アカウントに登録した本人であること、および (2) このメール アドレスが貴社に属していることをメールで確認します。 第一連絡先担当者と連絡が取れ、そのメール アドレスの正当性が確認された後、提供された情報が引き続き審査されます。 登録状態の更新は、第一連絡先担当者にメールで通知されます。

  9. パートナー ダッシュボード アカウントが使用可能になったら、貴社が管理エージェント グループに追加されていることを確認します。 他のユーザーの追加などを行ってアカウントの設定を完了するには、管理エージェントのアクセス許可が必要です。 アクセス許可を表示または更新するには、次の手順を実行します

    a. ダッシュボード[設定] アイコンを選択し、[ユーザー管理] を選択します。

    b. ユーザーの一覧から自分の名前を選び、[管理エージェント] を選択します (まだ選択されていない場合)。 [更新] を選択します。

新しいユーザーを追加する

  1. ダッシュボード[設定] アイコンを選択し、[ユーザー管理] を選択します。

  2. [ユーザーの追加] を選びます。

  3. ユーザーのフル ネームと一意のメール アドレスを入力します。

  4. エージェントと管理者の種類を選びます。パートナー ダッシュボードへのアクセスはロールベースであるため、アクセス許可を割り当てることで、ユーザーのビューをカスタマイズして特定のタスクに必要な機能のみを表示できます。 各ロールで実行できる機能について詳しくは、「ユーザーのアクセス許可を割り当てる」をご覧ください。

  5. [追加] を選んでユーザー アカウントを作成します。 次のページで、ユーザーの詳細を確認します。

重要
このページに表示される、新しいユーザーのサインイン情報を書き留めます。 この情報は後から確認できないため、必ず書き留めて新しいユーザーに送信してください。

ユーザーは、ユーザー名と一時パスワードを使ってパートナー ダッシュボードにサインインする必要があります。 ユーザーがパートナー ダッシュボードに初めてサインインすると、パスワードの変更を求めるメッセージが表示されます。

ユーザーのアクセス許可を割り当てる

パートナー ダッシュボードへのアクセスはロールベースであるため、アクセス許可を割り当てることで、ユーザーのビューをカスタマイズして特定のタスクに必要な機能のみを表示できます。 ロールを割り当てる最適な方法については、「ユーザー アカウントの作成とアクセス許可の設定」を参照してください。

間接プロバイダーと連携する

間接プロバイダーと連携すると、間接リセラーの顧客は、多様な選択肢の中からマイクロソフトのクラウドベースのサービスとソリューションを選べるようになります。 間接プロバイダーは、顧客への請求処理とカスタマー サポートを安定的に提供できるシステムとインフラストラクチャーを備えているため、間接リセラーはテクノロジ ソリューションと顧客対応に集中できます。

まだプロバイダー (ディストリビューター) と連携していない場合は、認定間接プロバイダーを検索して、連携先を見つけることができます。 連携候補のプロバイダーが見つかったら、直接そのプロバイダーに連絡して、提供されているリセラー プログラム、サポートのレベル、契約条件などについて協議してください。 貴社とプロバイダーの両方が連携に合意した場合、貴社のアカウントをパートナー ダッシュボードで連携する必要があります。

間接プロバイダーがパートナー ダッシュボードで貴社と連携を希望する場合、次のワークフローが開始されます。

  1. 間接プロバイダーから、貴社の間接プロバイダーとして承認を求める招待がメールで届きます。 メールには、パートナー ダッシュボードへのリンクが含まれており、このリンクによって、貴社のアカウントがプロバイダーのアカウントと関連付けられます。

  2. 招待を承諾するには、プロバイダーのメールのリンクをクリックし、説明に従います。 場合によっては、パートナー ダッシュボードにもう一度ログインする必要があります。

  3. プロバイダーとのパートナーシップを確認するには、チェックボックスをオンにし、[間接プロバイダーを承認する] を選びます。 プロバイダーが貴社の [間接プロバイダー] ページに表示され、貴社がプロバイダーの [間接リセラー] ページに表示されます。

    間接プロバイダーとパートナーシップを確立した場合、間接プロバイダーに対し、貴社の顧客に代わって注文とサブスクリプションを送信する権限を認め、貴社の職場アカウントへの管理者アクセス権を付与したものと見なされます。 プロバイダーとのパートナーシップが確立された後、Office 365 ポータルで、貴社の職場アカウントに対するプロバイダーの管理者アクセス権を削除できます。

  4. パートナーシップを結んだプロバイダーの一覧を表示するには、[ダッシュボード] メニューで [間接プロバイダー] を選びます。

  5. 貴社とプロバイダーが共有している顧客の一覧を表示するには、[顧客を表示する] を選びます。

  6. 新しい顧客に対し、貴社と間接プロバイダーの両方について再販業者関係の承認を求めるには、[新しい顧客を招待する] を選びます。 顧客のメールアドレスを手元に置いて、招待をメールで送信できるように準備してください。

    重要 間接プロバイダーは、貴社の顧客と再販業者関係を結び、顧客に代わって注文を送信できる必要があります。

顧客との再販業者関係の確立

パートナー ダッシュボードで顧客と取引するには、顧客にパートナー ダッシュボードのアカウントがあり、貴社がそれらの顧客との再販業者関係を確立している必要があります。 また間接プロバイダーが顧客の代理としてサブスクリプションやサービスを購入する場合は、間接プロバイダーにも顧客との再販業者関係が必要です。

既存顧客と再販業者関係を確立する

Office 365 パートナー管理センターや Microsoft Azure 管理ポータルなど、他のポータルを通じて既に取引関係にある顧客は、リセラーが間接リセラーとしての登録を完了すると、パートナー ダッシュボードの顧客一覧に表示されます。 顧客一覧を表示するには、[ダッシュ ボード] メニューの [顧客] を選びます。

間接プロバイダーと連携する場合、自動的に間接プロバイダーの顧客を獲得するわけではありません。 同様に、貴社がパートナー ダッシュボード経由ではなく直接または間接プロバイダーを通じて取引している顧客は、パートナー ダッシュボードへの登録時に顧客一覧に自動的には表示されません。 パートナー ダッシュボードで取引するには、顧客と再販業者関係を確立する必要があります。 これには、それらの顧客に対して、パートナー ダッシュボードで貴社との関係を確立するように依頼する招待を電子メールで送信します。

貴社との再販業者関係を確立するために顧客を招待する

  1. [ダッシュボード] メニューで [顧客] を選択し、[再販業者関係の要求] を選びます。

  2. 次のページで、メール メッセージの下書きを確認します。 メールで下書きメッセージを開くか、メッセージをクリップボードにコピーし、メールに貼り付けます。

    メールのテキストを編集することはできますが、リンクを必ず含めてください。このリンクは、顧客が貴社のアカウントに直接アクセスできるようにカスタマイズされています。 この手順を完了したら、[完了] を選びます。

  3. 顧客にメールを送信します。

  4. 顧客が招待を承諾すると、[顧客] ページに顧客が表示され、そこから顧客のサービスのプロビジョニングと管理を実行できるようになります。

  5. 顧客のアカウント、サービス、ユーザー、ライセンスを管理するには、顧客の名前の下矢印を選んで、顧客のレコードを展開します。

新規顧客と再販業者関係を確立する

新しい顧客を獲得した場合、パートナー ダッシュボードで顧客との間に再販業者関係を確立する必要があります。 新しい顧客は、次のような複数のチャネルから獲得されます。

  • 独自のマーケティング活動
  • マイクロソフトによる紹介
  • 間接プロバイダー

顧客のサブスクリプションとサービスを代理で管理するには、顧客との再販業者関係が必要です。 間接プロバイダーが顧客の代理として注文を送信する場合は、間接プロバイダーと顧客の間にも再販業者関係が必要です。

貴社が新しい顧客から管理者アクセス権を取得してサブスクリプションとサービスを管理し、かつ、間接プロバイダーが顧客の代理として新しい注文を提出する場合、貴社は顧客に招待を送信して、貴社とプロバイダーの両方との間で再販業者関係を確立するように求めることができます。

貴社と間接プロバイダーの両方と再販業者関係を確立するために新しい顧客を招待する

  1. [ダッシュボード] メニューから [間接プロバイダー] を選びます。

  2. 貴社と間接プロバイダーの両方について再販業者関係を確立するために新しい顧客を招待するには、[新しい顧客を招待する] を選びます。 プロバイダーは、顧客が新しいサブスクリプションを購入する場合や、既存のサブスクリプションの新しいライセンスを追加する場合に、顧客に代わって注文を送信できるように、顧客との再販業者関係を確立する必要があります。

  3. 次のページで、メール メッセージの下書きを確認します。 メールで下書きメッセージを開くか、メッセージをクリップボードにコピーし、メールに貼り付けます。

    メールのテキストを編集することはできますが、リンクを必ず含めてください。このリンクは、顧客が貴社のアカウントとプロバイダのアカウントに直接アクセスできるようにカスタマイズされています。 この手順を完了したら、[完了] を選びます。

  4. 顧客が貴社とプロバイダーを指名リセラーとして承認すると、貴社には顧客のサブスクリプション、ライセンス、ユーザーを管理するための管理者のアクセス許可が付与され、間接プロバイダーは、顧客に代わって注文を送信できるようになります。

  5. 顧客のアカウント、サービス、ユーザー、ライセンスを管理するには、顧客の名前の下矢印を選んで、顧客のレコードを展開します。

次のステップ

パートナー ダッシュボード アカウントの管理

顧客とそのサブスクリプションの管理

ビジネス プロファイルの作成

パートナー ダッシュボードのパートナー インセンティブ