画面解像度が異なるマシンで画像認識を使用する

Power Automate で画像をキャプチャするとき、保存された画像は、ソース コンピューターの画面解像度と DPI スケーリングの影響を受けます。

異なる画面またはマシンでフローが画像認識を実行する場合は、すべての画面が正確な画面解像度であることを確認する必要があります。

この機能を実現するには、画面の解像度を設定アクションを使用して、ターゲット マシンの画面解像度を変更できます。

新しい解像度は、画像がキャプチャされたソース マシンと同じである必要があります。 ソース マシンの解像度を見つけるには、一時的に画面の解像度を取得アクションを使用するか、または Windows の表示設定を確認してください。

重要

Power Automate ポータルを介してトリガーされたフローで画面解像度の設定アクションを使用するには、マシンのコンソール セッションに接続して、手動で画面解像度を変更できるようにしておく必要があります。 たとえば、マシンの物理画面を使用してマシンに接続できます。 リモート デスクトップ クライアントを使用する無人のシナリオなどのリモート セッションでは、ユーザーが手動で解像度を変更できないため、このアクションは効果がありません。

Note

画像認識を使用する前に、DPI スケーリングが画面間で同じままであることを確認してください。 さまざまな DPI スケーリングを使用すると、フローが失敗する可能性があります。

[画面の解像度を設定] アクションのスクリーンショット。

フローの後半で元の解像度にロールバックする場合は、画面解像度を設定アクションの前に画面の解像度を取得アクションを追加します。

すべての画像認識手順が完了したら、取得した値と 2 番目の画面解像度を設定アクション値を使用して、画面を元の解像度に戻します。

元の解像度にロールバックするように構成された [画面解像度の設定] アクションのスクリーンショット。