Power Query のバックグラウンド更新を無効にする

この記事は、Power BI Desktop を使用するインポート データのモデラーを対象としています。

既定では、Power Query ではデータをインポートするときに、クエリごとに最大 1,000 行のプレビュー データがキャッシュされます。 プレビュー データは、ソース データと、クエリの各ステップの変換結果のクイック プレビューを表示するのに役立ちます。 これは、Power BI Desktop ファイル内ではなく、ディスク上に個別に格納されます。

ただし、Power BI Desktop ファイルに多数のクエリが含まれている場合、プレビュー データを取得して保存すると、更新の完了にかかる時間が長くなる可能性があります。

推奨事項

"バックグラウンドで" プレビュー キャッシュを更新するように Power BI Desktop ファイルを設定することで、更新を高速化することができます。 Power BI Desktop では、[ファイル] > [オプションと設定] >[オプション] の順に選択し、[データの読み込み] ページを選択することでこれを有効にできます。 次に、 [バックグランドでのデータ プレビューのダウンロードを許可する] オプションをオンにします。 このオプションは、現在のファイルに対してのみ設定できることに注意してください。

Screenshot of Power BI Desktop showing background data options.

バックグラウンド更新を有効にすると、プレビュー データが期限切れになる可能性があります。 これが発生すると、Power Query エディターから次の警告が通知されます。

Screenshot of Power BI Desktop showing Power Query Editor warning about old preview data.

プレビュー キャッシュはいつでも更新することができます。 1 つのクエリに対して更新することも、 [プレビューの更新] コマンドを使用してすべてのクエリに対して更新することもできます。 これは、Power Query エディター ウィンドウの ホーム リボンにあります。

Screenshot of Power BI Desktop showing Power Query Editor commands to refresh preview data.

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