パートナー対象: 代理管理者
管理者は、Microsoft 365 グローバル管理者ロールを使用して、特に、ユーザーの作成と編集、ユーザーのパスワードの再設定、ユーザー ライセンスの管理、ドメインの管理、組織内の他のユーザーへの管理者アクセス許可の割り当てを行います。 ただし、管理者がこれらの管理作業を他のだれかに行ってもらう場合は、このロールを承認済みのパートナーに委任することができます。 管理者がパートナーにこの役割を許可する場合、パートナーは代理管理者と呼ばれます。代理管理者は、ユーザーの追加やパスワードのリセットや、ドメインの追加などのより複雑なタスクを実行できます。 代理管理者は複数のテナントにアクセスすることができます。これにより、テナント管理を簡素化および集約することができます。
Note
代理管理者ロールは、.powerapps.com を作成するためのアクセスを許可しません。
標準で提供されているビューには、委任された管理者のユーザーは表示されません。 これを表示するには、カスタム ビューを作成する必要があります。
簡単なユーザー定義ビューを作成して代理管理ユーザーを表示するには、次の手順を行います。
Web アプリで、設定 (
) >詳細設定に移動します。設定>セキュリティ>ユーザーを選択します。
ビューの選択 (
) を選択し、個人用ビューの作成を選択します。検索に、ユーザーが選択されていることを確認します。
ユーザー>データを含むを選択し、次に結果を選択します。
代理管理者がユーザー一覧に表示されます。
代理管理者としての承認をする方法
パートナーを、複数の方法で、会社の代理管理者になるように承認できます。
パートナーは、代理管理者オファーへのリンクを送信することによって、自分の取引先企業の代理管理者になるようにお客様にオファーすることができます。 お客様は、同意のもと自身の Microsoft 365/Customer Engagement アプリ (Dynamics 365 Sales および Customer Service) 資格情報でログインする必要があります。
パートナーは、代理管理者をオファーの一部として選択し、購入オファーリンクをお客様に送信できます。 お客様は、オファーに対してサインアップし、代理管理者オファーを受け入れる必要があります。
パートナーは、試用版への招待リンクを作成し、電子メール内のリンクまたはパートナーの Web サイトのリンクを経由して、顧客を試用版に招待することができます。 試用版への招待には、見込顧客が受け入れることを選択した場合は、代理管理者を盛り込むことができます。