完成した SharePoint Online 統合シナリオ全体の説明
注意
この記事は、Power Apps、Power Automate、および Power BI と SharePoint Online の使用に関するチュートリアル シリーズの一部です。 シリーズ全般に関することや、関連するファイルのダウンロードの詳細について、シリーズの概要 を必ずご覧ください。
このチュートリアル シリーズでは、キャンバス アプリとフローの構築からレポートの作成と SharePoint への埋め込みに至るまで、幅広い内容を説明しました。 お客様がこれらのテクノロジの統合の仕組みをしっかりと理解し、お客様自身のニーズに応じてキャンバス アプリやフロー、レポートを SharePoint に統合できるようになっていただければ幸いです。 このチュートリアル シリーズを終える前にシナリオ全体をおさらいして、すべての部分がどのように連携しているかを見ていきましょう。
手順 1: プロジェクトの申請リストにプロジェクトを追加する
プロジェクトの申請リストで、すべてのアイテム、プロジェクトの申請アプリの順にクリックまたはタップします。
開くをクリックすると、新しいブラウザー タブでアプリが開きます。
アプリで をクリックまたはタップし、新しいアイテムを作成します。
フォームに次の値を記入します。
Title = "設計チームのモバイル デバイス"
Approved = "保留中"
Description = "設計チームは今後 Contoso 提供のデバイスを使用する"
EstimatedDays = "30"
ProjectType = "新規ハードウェア"
RequestDate = "03/01/2017"
Requestor = "Emily Braun"
チェックマーク アイコンを ブラウザーのタブを閉じます。
プロジェクトの申請リストに戻り、プロジェクトの申請アプリ、すべてのアイテムの順にクリックまたはタップします。
リストで新しいエントリを確認します。
手順 2: プロジェクトを承認する
手順 1 でアイテムが追加されると、フローが実行されて承認メールが送信されます。 承認者のメール アカウントの受信トレイを確認します。
承認をクリックします。 フローによって別のプロセスが実行され、次のようなフィードバックを直接メールで受け取ります。
申請者のメール アカウントの受信トレイを確認すると、承認メールが届いています。
リストで更新されたエントリを確認します。
手順 3: プロジェクトに管理者を割り当てる
最初に、SharePoint のプロジェクトの詳細リストを見てみましょう。 新しいプロジェクトの PMAssigned 列の値が未割り当てになっています。
SharePoint サイトの左側のナビゲーションで、プロジェクト管理アプリをクリックまたはタップします。
最初の画面で、管理者の割り当てをクリックまたはタップします。
管理者の割り当て画面で、リストに 2 つの未割り当てプロジェクトが表示されています。 設計チームのモバイル デバイス プロジェクトを選択します。
管理者のテキスト入力欄に、「Joni Sherman」と入力して OK をクリックします。
変更がリストに反映されてギャラリーが更新されると、残りの未割り当てプロジェクトのみが表示されます。
アプリを閉じて、リストに戻ります。 プロジェクトのエントリが更新されてプロジェクト管理者名が表示されます。
手順 4: プロジェクトの時間の見積を追加する
をクリックまたはタップして、 最初の画面に戻り、詳細の更新 をクリックまたはタップします。
プロジェクトの表示 スクリーンで、検索ボックスに「モバイル」と入力します。
を 設計チームのモバイル デバイス 項目でクリックします。
詳細の更新スクリーンで、次の値を設定します。
状態フィールド = "開始前"
ProjectedStartDate フィールド = "3/6/2017"
ProjectedEndDate フィールド = "3/24/2017"
ProjectedDays フィールド = "15"
チェックマーク アイコンを をクリックまたはタップして、リストに変更を適用します。
アプリを閉じて、リストに戻ります。 プロジェクトのエントリが更新されて変更日時が表示されます。
手順 5: 既存のプロジェクトのレポート データを確認する
SharePoint Online で、サイト コンテンツ、サイト ページの順にクリックまたはタップします。
以前に作成したプロジェクト分析ページを開きます。
差異の視覚エフェクトを確認します。
この視覚エフェクトを作成した際にも説明したように、Irvin Sayers が実行したプロジェクトと Joni Sherman が実行したプロジェクトではさらに多くの差異があります。
この視覚エフェクトを詳しく見ると、差異の大半は見積よりも大幅に時間のかかった 2 つのプロジェクトに由来することがわかります。
プロジェクトの承認から開始予定日までの期間を示すテーブルを確認します。
この視覚エフェクトを作成した際にも説明したように、Irvin Sayers が担当したプロジェクトは開始までの期間が長く、特に 2 つのプロジェクトは他のプロジェクトよりも大幅に時間がかかっています。
手順 6: 保留中のプロジェクトの遅延に対応する
Power BI サービスで、project-analysis のデータセットをクリックまたはタップし、今すぐ更新をクリックまたはタップします。 更新することで、保留中のプロジェクトに設定したアラートがトリガーされます。
更新が完了すると、右上の通知センターに新しい通知アイコンが表示されます。
表示には時間がかかる場合があるため、すぐに表示されない場合は再度確認してください。
通知センターを開いて、発生したアラートの詳細を確認します。
アラートを作成したユーザー (ここでは Megan Bowen) の受信トレイをチェックします。
データ アラート フローに追加したユーザー (ここでは Allan DeYoung) の受信トレイをチェックします。
保留中のプロジェクトに関する情報を取得したら、元の画面に戻って、注意を払うべきプロジェクトを承認できます。
今回の一通りの手順と、このチュートリアル シリーズはこれで終了です。 引き続き次のサイトもぜひご覧ください。
このシリーズのフィードバック、追加事項のご提案、または今回ご紹介したテクノロジの活用に役立つ追加のコンテンツに関してご意見のある方は、下のコメント欄にご記入ください。
関連項目
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