Azure PowerShell のインストールおよび構成

Azure PowerShell は、PowerShell ギャラリーからインストールすることをお勧めします。

手順 1: PowerShellGet をインストールする

PowerShell ギャラリーからソフトウェアをインストールするには、PowerShellGet モジュールが必要です。 PowerShellGet のバージョンが適切であるかなど、システム要件を満たしていることを確認してください。 ご使用のシステムに PowerShellGet がインストールされているかどうかを確認するには、次のコマンドを実行します。

Get-Module PowerShellGet -list | Select-Object Name,Version,Path

次のような出力結果が表示されます。

Name          Version Path
----          ------- ----
PowerShellGet 1.0.0.1 C:\Program Files\WindowsPowerShell\Modules\PowerShellGet\1.0.0.1\PowerShellGet.psd1

PowerShellGet がインストールされていない場合は、この記事の「PowerShellGet の入手方法」のセクションをご覧ください。

メモ

PowerShellGet を使用するには、実行ポリシーでスクリプトの実行が許可されている必要があります。 PowerShell の実行ポリシーについて詳しくは、「About Execution Policies (実行ポリシーについて)」をご覧ください。

手順 2: Azure PowerShell をインストールする

Azure PowerShell を PowerShell ギャラリーからインストールするためには、昇格された特権が必要です。 管理者特権の PowerShell セッションから次のコマンドを実行します。

# Install the Azure Resource Manager modules from the PowerShell Gallery
Install-Module AzureRM

既定では、PowerShell ギャラリーは PowerShellGet の信頼できるリポジトリとして構成されていません。 PSGallery の初回使用時には、次のプロンプトが表示されます。

Untrusted repository

You are installing the modules from an untrusted repository. If you trust this repository, change
its InstallationPolicy value by running the Set-PSRepository cmdlet.

Are you sure you want to install the modules from 'PSGallery'?
[Y] Yes  [A] Yes to All  [N] No  [L] No to All  [S] Suspend  [?] Help (default is "N"): Y

インストールを続行するには、"Yes" または "Yes to All" と回答します。

メモ

ご利用の NuGet のバージョンが 2.8.5.201 未満である場合、最新バージョンの NuGet をダウンロードしてインストールするように求められます。

AzureRM モジュールは、Azure Resource Manager コマンドレットのロールアップ モジュールです。 AzureRM モジュールをインストールすると、まだインストールしていない Azure PowerShell モジュールが PowerShell ギャラリーからダウンロードされます。

以前のバージョンの Azure PowerShell がインストールされている場合、エラーが発生する可能性があります。 この問題を解決するには、この記事の「新しいバージョンの Azure PowerShell に更新する」を参照してください。

手順 3: AzureRM モジュールを読み込む

モジュールは、インストール後、PowerShell セッションに読み込む必要があります。 これは通常の (管理者特権ではない) PowerShell セッションで実行する必要があります。 モジュールを読み込むには、次のように Import-Module コマンドレットを使います。

Import-Module AzureRM

次のステップ

Azure PowerShell の使用について詳しくは、次の記事をご覧ください。

問題とフィードバックの報告

ツールにバグを発見した場合は、GitHub リポジトリの [Issues (問題)] セクションで問題を報告してください。 コマンド ラインからフィードバックを送るには、Send-Feedback コマンドレットを使用します。

よく寄せられる質問

PowerShellGet の入手方法

OS バージョン インストール手順
Windows 10 または Windows Server 2016 を所有している OS 標準の Windows Management Framework (WMF) 5.0 に組み込まれています。
PowerShell 5 にアップグレードしたい 最新バージョンの WMF をインストールします。
PowerShell 3 または PowerShell 4 が付属するバージョンの Windows を使っている PackageManagement モジュールを入手します。

Azure PowerShell のバージョン確認

Azure PowerShell は、できるだけ早く最新バージョンにアップグレードすることをお勧めしますが、いくつかのバージョンがサポートされています。 インストールされている Azure PowerShell のバージョンを確認するには、コマンド ラインから Get-Module AzureRM を実行します。

Get-Module AzureRM -list | Select-Object Name,Version,Path

クラシック デプロイ方法のサポート

クラシック デプロイ モデルを現在の環境で使っている場合は、Service Management 版の Azure PowerShell をインストールできます。 詳しくは、Azure PowerShell Service Management モジュールのインストールに関するページをご覧ください。 Azure と AzureRM のモジュールは、依存するコンポーネントが共通しています。 Azure と AzureRM の両方のモジュールを使用する場合は、各パッケージの同じバージョンをインストールする必要があります。

新しいバージョンの Azure PowerShell への更新

Service Management モジュールを含む、以前のバージョンの Azure PowerShell がインストールされている場合は、次のエラーが発生する可能性があります。

PackageManagement\Install-Package : A command with name 'Get-AzureStorageContainerAcl' is already
available on this system. This module 'Azure.Storage' may override the existing commands. If you
still want to install this module 'Azure.Storage', use -AllowClobber parameter.

At C:\Program Files\WindowsPowerShell\Modules\PowerShellGet\1.0.0.1\PSModule.psm1:1772 char:21
+ ...          $null = PackageManagement\Install-Package @PSBoundParameters
+                      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    + CategoryInfo          : InvalidOperation: (Microsoft.Power....InstallPackage:InstallPackage) [Install-Package], Exception
    + FullyQualifiedErrorId : CommandAlreadyAvailable,Validate-ModuleCommandAlreadyAvailable,Microsoft.PowerShell.PackageManagement.Cmdlets.InstallPackage

エラー メッセージが示すように、AllowClobber パラメーターを使用してモジュールをインストールする必要があります。 次のコマンドを使用します。

# Install the Azure Resource Manager modules from the PowerShell Gallery
Install-Module AzureRM -AllowClobber

詳細については、Install-Module に関するヘルプ トピックをご覧ください。

サイド バイ サイド構成でのモジュール バージョンのインストール

複数バージョンのインストールに対応しているのは、PowerShellGet を使ったインストール方法だけです。 たとえば、以前のバージョンの Azure PowerShell で記述されたスクリプトがあり、更新する時間も人材も確保できないことがあります。 次のコマンドで、複数バージョンの Azure PowerShell をインストールすることができます。

Install-Module -Name AzureRM -RequiredVersion 3.7.0
Install-Module -Name AzureRM -RequiredVersion 1.2.9

PowerShell セッションに読み込むことができるモジュールのバージョンは 1 つだけです。 特定のバージョンの AzureRM コマンドレットをインポートするには、新たに PowerShell ウィンドウを開いて Import-Module を実行する必要があります。

Import-Module AzureRM -RequiredVersion 1.2.9
メモ

共存インストールでの使用が想定された最初のモジュール バージョンは、バージョン 2.1.0 とバージョン 1.2.6 です。 以前のバージョンの Azure PowerShell を読み込むと、互換性のないバージョンの AzureRM.Profile モジュールが読み込まれます。 このため、コマンドレットでは、コマンドレットを実行するたびにログインを要求されます。

その他のインストール方法

Web プラットフォーム インストーラーまたは MSI パッケージを使ったインストールについては、「Other installation methods (その他のインストール方法)」をご覧ください。