Export-AIPLogs

関連: AIP 統合ラベル付けクライアントのみ

Azure Information Protection クライアントとスキャナーのログ ファイルを収集して圧縮ファイルにエクスポートします。

構文

Export-AIPLogs
      [-FileName] <String>
      [-OnBehalfOf <PSCredential>]
      [<CommonParameters>]

説明

Export-AIPLogs コマンドレットは、%localappdata%\Microsoft\MSIP\Logs からすべてのクライアント とスキャナーのログ ファイルを収集し、.zip形式の単一の圧縮ファイルに保存します。 このファイルは、Azure Information Protection 統合ラベル付けクライアントまたはこのクライアントからのスキャナーに関する報告された問題の調査に役立つログ ファイルの送信を要求された場合に、Microsoft サポートに送信できます。

サービス アカウントからログ ファイルをエクスポートする必要がある場合は、 OnBehalfOf パラメーターを使用します。 たとえば、Azure Information Protection スキャナーのアカウントなど、非対話形式で実行するように作成されたアカウントです。

例 1

PS C:\> Export-AIPLogs -FileName C:\Logs\AIPLogs.zip

このコマンドは、エクスポートされたすべてのログを収集し、既存の C:\Logs フォルダー内のAIPLogs.zip ファイルに保存します。

パラメーター

-FileName

エクスポートされたログ ファイルのパスとファイル名。

パスには、ローカル パスまたはネットワーク パス (マップされたドライブ文字または UNC) を指定できます。

パス内のすべてのフォルダーが既に存在している必要があります。 指定したフォルダーに既に存在するファイル名を指定すると、元のファイルが上書きされます。

ファイル名を指定するときは、ファイル名拡張子 .zip 含めます。

Type:String
Position:0
Default value:None
Required:True
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False

-OnBehalfOf

このパラメーターを使用するには、[ 管理者として 実行] オプションを使用して PowerShell セッションを実行する必要があります。

現在サインインしているアカウント以外のアカウントからログ ファイルをエクスポートする必要がある場合に使用する資格情報オブジェクトを含む変数を指定します。 たとえば、Azure Information Protection スキャナーを実行するサービス アカウントのログ ファイルを収集する必要があります。 このシナリオでは、スキャナーがこのコマンドレットを実行しているのと同じコンピューターにインストールされている場合、ログ ファイルにはスキャナーの構成データベースからの情報も含まれます。

Get-Credentials コマンドレットを使用して、資格情報を格納する変数を作成します。

Type:PSCredential
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False

入力

None

出力

System.Object

メモ